IRセミナー1417ミライト・ホールディングス

昨日は大阪での日本証券アナリスト協会主催のIRセミナーがありました。

当初は注目しているエランもラインナップに入っていたのですが、ここは中止。

で、ミライトと3771システムリサーチの2社でしたが、17時には自宅で日興の優待クロスの注文を入れたかったので、システムリサーチについては資料だけもらって帰ってきました。

ここは通信関係の建設会社大手で、他にコムシス、協和エクシオも同業となります。1973NECネッツエスアイも事業内容は近いかと思います。

株式の方、現在は100株をPFに組み入れて放置しています。買値からは1.5倍程度で、配当と優待クオカード(長期のみ)も来ますので、あまり売る理由もありません。

 

さて、以下の3つのグループの中でのミライトり位置ですが、売上的にはやや他の2グループより少ないです。1973NECネッツエスアイはさらに少なく、3,000億台です。

それよりも問題というか疑問なのは、営業利益/売上高の率、営業利益率が他の2グループよりも低いことです。ここを聞いてみましたが、他の2つのグループはもともとNTT系が出発だったのに対して、ミライトは大明など多くの企業が集まっているような成り立ち、統合までの経過があり、そうした関係でNTT関係の事業などの効率がよいところは他のグループに占有されがちなところもあり、また、グループとしての効率性もミライトはなお課題があるということでした。

まあ、投資する側としてはそんなことは知ったことではないというところもあります。このあたりを反映してか、コムシスや協和エクシオと比較して、ミライトはややPERも低いかなと思います。

投資するのであれば効率がよい方というのもありますし、逆にその課題が解消に向かう可能性が高いと見るなら割安ぎみのミライトを買うという発想もあるかと思います。

 

他社と違い、それぞれで独自色を出しやすいのが「ICTソリューション事業」として区分されている事業の中味かと思います。工場などの事業所や相応の規模のオフィス、あれこれの特定の狭い地域の「ローカル5G」あたりは、伸び率は高そうです。

ということで、印象としては可もなく不可もなくといったところでした。

 

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