3480ジェイ・エス・ビー 3804システム ディ 決算発表

3480ジェイ・エス・ビー 3804システム ディ 決算発表

PFの方は結局、株式は微増、REITは変わらずでした。株式は集計の数字上では年初来高値に並び、REITとの合計では年初来高値を更新しています。

まあ、集計の誤差の範囲内(毎日、1万円以下は四捨五入で記録している)ですが、とりあえず、年初来高値圏であることは確かです。

さて、今日は10月決算のPFの主力の一角の2社が決算発表でした。3480ジェイ・エス・ビーはこちら。3804システム ディはこちら。この2社、コード番号の使っている数字が同じでややこしい。

どちらも数字としては堅調なものにはなっています。が、事前予想以上のサプライズは特にないです。また、来期の業績予想の数字の伸びが鈍いです。基本的には当初の予想ということで、比較的慎重で確度の高い数字を示してきているとは思いますが、ここらは決算短信の中身なども読んでまた考えてみましょう。中長期視点ではなお両社とも評価余地はあるようにも思えます。

 

3480ジェイ・エス・ビー

興味深かったのは、ジェイ・エス・ビーが株主還元の目標を配当性向20%から連結総還元性向20%に変更してきたことです。こちら。ん?どこが違う。つまり、自社株買いを含めての株主還元という形です。

配当性向20%の目標を占めたのは昨年だったか、一昨年だったか、結局、出そうと思えば現金配当も可能なのにその半分程度の配当性向分の現金配当しか出さないという、なんのための目標かわからなかったまま連結配当性向に目標そのものを変更するということになりました。企業の姿勢としては、ここまでの経過はやはり疑問が大きかったです。ここからは現金配当3億、自社株買い3億で合わせて6億。利益が30億ならこれで20%になるというような計算でしょうか。

別に現金配当で株主還元でなくても全然かまわないですけどね、業績そのものがきちんと伸びていくなら。ただ、前例からするとこの「目標」というのがどこまで信頼のおけるものなのか、そこは疑問です。また20%という水準は安定した業績が続く一応、東証一部の企業としてはそんなに高くもないかと思います。というか、低い方。というようなことも含めて、また事業内容の注力点なども含めてIRに聞いてみます。なお、株主総会は1/27の予定です。

3804システム ディ

3804システム ディですが、ここのところはクラウドによるソフトウェアの提供を拡大するんなど高効率のビジネスを推進した結果、売上の伸びに対して利益率の伸び、変化が大きかったのです。来期予想を見ると、ここらは一定、めざしていたレベルに到達したので、さらに大きく利益率を改善することは難しいというように見えます。ここらの見通しなどを含めて、こちらもまたIRの方に質問してみたいと思います。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です