有望かも銘柄 PF分(2)7813プラッツ

有望かも銘柄 PF分(2)7813プラッツ

ここもIRセミナーで直接話を聞いて投資対象に加えた企業です。

事業内容は介護・医療用ベッドの製造・販売

ヤフーファイナンスはこちら。

ここの事業内容は介護・医療用ベッドの製造・販売です。この業界トップはパラマウントベッドで、たしかに医療機関などではパラマウントベッドの製品が多いですね。いわゆる電動ベッドで、白色で無機質な感じがする製品が多いです。

寡占状態だったこの市場にいわば「殴り込み」をかけているのがプラッツで、ここの製品は内容と価格のバランスがすぐれており、会社サイトに掲載されているユーザーコメントなどを見てもこのあたりを評価する声が高いです。

それを支えているのが製品の開発力とともに、製造についてはベトナムの工場で行っている点です。労働環境なども安定しており、中国と比較しても人件費が高かったりすることはなく、中国のように政治的な問題で難しさが生じる可能性も低いです。製造現場ではコロナの影響もそんなになかったようです。

パラマウントベッドから訴えられて特損計上

ここは特許侵害でパラマウントベッドから訴訟を提起され、一審では全面的にということでもないようですが、敗訴。訴訟は継続していますが、特損4.9億円を計上しています。

今後もパラマウントベッドなどとの競合は継続することになりますが、いわばこれは「過去」の問題とも言えましょう。逆に訴訟の行方次第では、これがプラス要因となる可能性もあります。

当然、ここからは特許の問題については十分留意をしていくことと思われます。

四季報予想

四季報では22.6のEPSを186円としています。株価はここのところはそこそこ堅調な展開となっていますが、この2022.6の予想を採用すれば、予想PERは10倍以下です。配当性向30%をあてはめれば大幅な増配になります。
上値余地は相応にあるとも考えられます。

なお、現在の株式時価総額は60億ちょっとというところです。

一応、株主優待

PFでの投資銘柄については、株主優待はほぼどうでもいいと考えていますが、一応、下記の「やりすぎ」ではない、そこそこの株主優待があります。複数単元の保有を継続する場合は家族で名義を分けた方が多少はインカムゲインが増加するということになります。

株主優待の内容
保有株式数及び継続保有期間に応じてクオ・カードを贈呈
100株以上 1年未満: 500円分   1年以上*:1,000円分
500株以上 1年未満:1,500円分   1年以上*:3,000円分
1,000株以上 1年未満:2,500円分   1年以上*:5,000円分

大化けは海外展開、中国市場への進出がポイント

先日書いたNEW ARTもですが、ここも大化けの可能性としては中国市場への進出ということがあります。現在の中国への売上高はわずかですが、市場そのものは非常に大きいです。この部分については、現在の状況がどうなっていてどんな展望があるのか、他社の動向なども含めてちょっと調べたり、聞いたりしてみましょうか。

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