罪の声
WOWOW撮りだめから。
グリコ森永事件をモデルに、その真実を記者と子どもの時に「声」を使われた男が深く追求しえぐっていくというお話。
リアルタイムで事件が進行していくわけではなく、かつての事件の取材をすすめるという形ですが、物語全体の構成がしっかりしていることもあってか、緊迫感のある作品になっていると感じました。
2時間半程度とかなり長いのですが、あまりその長さを感じさせないところがあります。ノンフィクションではなく、事件を題材としたフィクションですが、実際にこんなことがあったのかもしれないと思わされるようなところがあります。そこは作品のよさかと。
小栗旬が記者、星野源が少年の時に「声」を使われた被害者役です。なんとなく、これがしっくりくる配役のように思いますが、逆もあったかもしれない。