無理ゲー社会
図書館本。
橘玲氏の最近の著作。
この人の作品は切り口が面白いというか、意外なところ、厳しいところをズバッとついてくるところがあり面白いのです。
が、どの著作も、なーんかどこかで「だまされてる」感がある(^_^;。あれこれの研究者の見解の「いいとこどり」をしているのではないかという印象があるのもいつもと同じです。それがどこなのかを指摘することができないのが悔しい感じがします
アメリカで「絶望死」という範疇に入る亡くなり方をしている人がこんなに多いというような認識はなかったです。ドラッグ云々とか人種差別とかそうした指摘なり報道はあっても、なにか「自由と民主主義の国」「チャンスの国」みたいなところの方が強調されたりしますので。
あと、MMTにふれているところがちょっと面白かった。