来週の方針(2)IPO
ということで、IPOマーケットはここにきて、最近ではまれに見る厳しさになっています。
それなりに堅調発進との予想が多かったネットプロテクションズも、結局あっさりと公開価格割れの引受価格初値で、今週のその後の銘柄も値動きはさえません。
トレーダーズウェブのボードはこちら。公募以下、初値以下という水色が多くなっています。
とにかく基本的に初値買いに向かう資金が薄めです。で、銘柄によっては一時的に強いと思えるような状況、株価の動きがあっても、それがその後まで続きません。
こうなると、形としては悪循環状態となり、これまでであれば初値形成が翌日に持ち越されたような銘柄でも、利益確定が優先されて買いが入りにくい状況になります。
個人的な9月以降の状況は下記です。
上記の黄色は当初のところで配分があった銘柄、ブルーはセカンダリー参加のみの銘柄です。
銘柄名の右から、株数、証券会社、当初配分での損益、セカンダリー参加有無、株数、セカンダリー損益の数字です。
今年は前半のところで稼いでおり、当初配分のところでは180万弱です。セカンダリーは相変わらず大きめのマイナスがあって、これが細かいけれど数は多い勝ち分と相殺されて結局+13万程度。合計で192万です。
ここからですが、また連続して同日多数銘柄公開日があります。例によって玉石混淆ですが、今年は玉の部分も光りにくい感じです。
在宅時は引き続き全板での注文の状況なども見つつセカンダリーも検討はしますが、従来以上に及び腰の形になることは避けられず、スルーの場合が多くなるでしょう。
当初のところでの当選分については4419Finatextはすべて辞退。通常であれば買ってみる9212Green Earth Instituteは思案中。月曜に判断。9258CS-Cは購入手続きを完了しました。大和のNISA枠利用です。
IPOだけでなくマザーズ指数も年初来安値水準です。どうもあまりいい話がないですが、機敏に動き判断しつつ、できれば利益の上積みをしていきたいところです。
個人的な注目日は12/24ということになります。