豊田章男/東洋経済

図書館本。

雑誌の連載をまとめなおして、トヨタ社長、創業家一族の豊田章男の「評伝」といっていいのか・・・。文章が平易でお話として非常に読みやすいです。

すでに2年ほど前の内容のため、そこからすでに状況は大きく動きつつあるという印象でした。

また、本書全体で最も印象に残ったのは、トヨタはマツダやスバル、ダイハツなどのアライアンスを組んでいる小規模の車メーカーから学んでいるという点でした。

実際に本書で示された豊田章男像がどこまで実像に迫れているのかというのはよくわかりません。というのは著者自身の見解や切り口で整理されている部分が多く、必ずしも章男氏の公での発言の主要な部分を時系列的に資料としてきちんと提示し、それを整理したような構成にはなっていないからです。

また、本書からは、社長は現場重視だという話や多少のエピソードなどは示されるものの、実際の製造や販売の現場で働く人の姿というのは見えてきません。そういう本ではないといえばそれまでですが。

トヨタは1100株弱の株主です。この分割時の追加購入検討のお願いはトヨタらしいなと思いました。保有は引き続き継続します。

トヨタ 分割のお知らせ同封 日本電産見習ってくれぃ・・ 

MAZDAはユーザーですし、100株株主でもあります。車のナンバーは7261です。株主には車に貼れる「STOCK HOLDER」のシールでも送ってくれると嬉しいのですが(^_^;。自動車メーカーではホンダがファンイベント関係の優待をしていたように思います。比較的規模の小さいMAZDAとかSUBARUなんかは見習って、ユーザーと株主をつなぐような何かイベントとかグッズみたいなのがあるといいかなと思いますね。

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