PF保有銘柄の投資判断と追加候補(1) 6861キーエンス

PF保有銘柄の投資判断と追加候補(1) 6861キーエンス

今はわりと暇な時期なので、日本株PFについて、順次、投資判断の見直し、また新規銘柄の追加等について整理しておきたいと思います。

組み入れ比率、時価評価額が大きい順に考えていきます。

まずは
6861キーエンス 保有100株 時価評価額563万
言わずと知れたキーエンス、ここは何度もあれこれ書いていますが以前に累積投資で毎月1万円ずつ買っていた銘柄です。日本株の中ではここは株式時価総額では3位の銘柄です。

以前から値がさ株として知られ、累積投資で買っていてもなかなか単元株までいきませんでしたが、直近の株式分割でようやく単元株に到達しています。今は累積投資での買い付けはしていません。

売買は去年、単元株以上の単元未満株のところを少しずつ売却し、100株のみにしています。

半年でのチャートはこんな感じで、高値7万台半ばから5万円台半ばまで、株価は大きく下落しています。まあ、高成長が期待される好業績銘柄で大きく株価が下落している銘柄は、たとえばエムスリーなんかもですが、他にもいくつもあります。

たかが100株とはいえ、日本株PF全体の時価評価額は3,900万程度ですので、この1銘柄だけでPFの15%前後を占めており、結局、昨年日本株PFが指数を上回る成績で推移したのはここの上昇、逆に今年下回っているのはここの下落の影響が大きいわけです。

10年チャートで見ると、昨年の急伸分が下落しただけで、全体としては右肩上がりのトレンドの中にあるとも見えます。

業績はまた最高益を更新の見通し。高い賃金、強烈な営業、顧客に即した製品開発、極めて高い利益率など、キーエンスについてはあちこちであれこれ語られます。
株価が下落した現在でも、予想PERは40倍台です。ただ、どこが適正なPERなのかの評価はしにくく、ここのところは戻しても限定的で一気に上昇トレンドに戻るような雰囲気はありません。

単にPFのバランスだけ考えれば、単元未満株の利用も含めて組み入れ比率を減らしてバランスをとっていっていいのかしもしれませんが、ここはPF全体への影響が大きくなりすぎなのは承知でとりあえずこの100株は保有を継続する方針です。

まあ、比率が大きい分割でもあれば、細かく売り上がり、買い下がりのような形に移行したいところもありますが。

なお、ここの買いコストは非常に低く、テンバガーどころではない上昇となっています。そのため、売却するとそのほとんどが利益になってしまい税負担の比率が大きくなります。

キーエンス以外でも累積投資で買っていた銘柄はいくつもありますが、ここまで上昇したのはキーエンスのみで、最大の成功例になっています。
ただ、他の累積投資銘柄もほとんど利益にはなっています。

今は世界株式とか米国株式のインデックスファンドの積み立てが人気で、個別銘柄、それも日本株の個別銘柄を積み立てて買っていく方法は下火で人気もないよう思いますが、その意味というのは今もあるとは思います。

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