流浪の月

本日鑑賞、例によって松竹の優待利用です。

これ、原作が本屋大賞か何か、賞をとったベストセラーです。

まあ、しんどいですね、これは・・。あれこれ、色々考えさせられます・・。

少女「誘拐」犯と「誘拐」された少女のその後といった話なのですが、主要な登場人物の人数が少ないです。

主演の広瀬すずと松坂桃李の二人の他は横浜流星や多部未華子など、数人程度です。まあ、それで話としては成立しているのですが。

音楽、映像の雰囲気など、全体を通してのトーンが静かで暗いです。作品のテーマが重いので、それで合っているといえばそうなのですが、どこか少し変化があってもいいようにも思いました。

人のコンプレックスとか生きていく上での障害、難しさというのはそれぞれで、他の人が本当にそれを理解するというのは難しい。

人と人の関係、そのあり方も色々で、なんとなく外側から見ていれば奇妙で社会規範に反するように見えるようなことでも、当人同士にとってはごく真面目で普通のことだったりするようなこともあるでしょう。

俳優さんはみんなよかったです。こういう作品に出ると役者として成長するのだろうと思います。多部未華子さんがちょっと大人っぽい役だったのもよかったな。

やはり映画は映画館で見るのがよいですね。

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