キリンビバレッジ滋賀工場見学と多賀大社(1)

今日はキリンビバレッジ滋賀工場を見学し、その後、近くの多賀大社へ行ってきました。

旅行の記録もまだ終わっていませんが、こちらを先に書いておきます。

キリンビバレッジ滋賀工場のサイトはこちら。場所は滋賀県犬上郡多賀町敏満寺1600、多賀大社の近くです。自宅からだと、京滋バイパスから名神、湖東三山スマートインターをおりて、渋滞などがなければ車で1時間程度で行けます。

ここ最近、工場見学はコロナの関係で中止されていましたが、4月から再開されています。サントリー山崎蒸留所などは非常に人気が高いですが、ここは平日などであればわりと空きがあるかと思います。

ネットで申し込めます。なお、キリンビールの工場も併設されており、そちらの見学コースもあります。ビールの方は有料(500円)ですが、数種類のビールが飲めるようです。申し込みはこちら。

駐車場に車をとめます。これは事務所棟。

事務所棟の前にはこんな麒麟の像がありました。小さいものですが。

奥にはビールの製造プラントが見えます。

まずはゲストホールへ。

そこから工場へは敷地内を走る見学者用バスで移動。そんなにすごく距離が離れているわけでもないのですが・・。

 

午後の紅茶の製品に印刷されているキャラクターの女性があれこれ解説してくれます。午後に紅茶をする習慣を考えて実行した実在の人ということでした。19世紀のアンナ・マリアというイギリスの人。これ、絵もちょっと動いたりします。

実際に紅茶を普通にいれるのと同じような製法でスリランカ産の茶葉を使って抽出がなされている様子が説明されていました。

製造ラインの方は撮影禁止です。今日は炭酸飲料のMetsのペットボトルの製品が流れていました。複数の製品の製造ラインが流れているわけではなく、日によってラインを流れて製造される製品が違うということです。

センサーで外面上、あるいは内容物などのチェックが行われて、はねられている製品もありました。ラベルの蒸着装置などの説明もあり。

これは製造年月日を印字するプリンターです。おー、キーエンスの製品。あさっては株主総会です。プリンター部分には日立の文字も。そういう工場のラインに入っている装置の方に意識がいってしまいます・・・(^_^;。で、実際に紙に印字する体験をさせてもらいました。

 

ビスケットと製品三種の飲み比べ。その茶葉もあります。

製品によって紅茶の葉っぱの種類が異なるのです。それぞれ最適なブレンドをしているということで、同じ紅茶で、そこにレモンなりミルクなり糖分なり香料なりの足し方で異なった製品にしているということではなく、最初の抽出時から葉っぱのブレンドが違うのですね。

あと、工場で使う水ですが、ここの工場の地下からくみ上げた地下水を利用しているのかと思ったら、まったく違いました。なんと、琵琶湖の北部の深層水を利用しているということです。それを運搬しているということか、そのあたりの詳細な説明はなかったですが。このあたりのことはサントリーの大山工場でもどこからどう取水している等のことは説明されませんでした。セキュリティとかにも大きく関わる部分なので広く情報公開しているということは避けているようで、今日の工場でもこの利用している水についての文書や掲示等での説明は原則としてなされていませんでした。

また、ボトル付近に印字されている年月の末尾にKという印字があるのは滋賀工場、Sは湘南工場で製造されたものだそうです。つまり、Kという印字がある「午後の紅茶」あるいはその他のキリンビバレッジのソフトドリンクを飲んでいるということは、ほとんど琵琶湖の水を飲んでいるということになりますね。もちろん、適切な水の処理をされてということですが。

ショップでおみやげ。

左上はてぬぐいです。右上はノート。黄色いのはビールケース風の入れ物。スプーンはLINE登録でもらったものです。ノートとか、先日のジブリ展でも買ったし在庫もあれこれあるのだけど、つい文具好きなので買ってしまいます・・。

 

てぬぐいのデザインは下のようなビールのラベルのデザインです。あ、ビール工場は見学していないんですが、今回は。

ケースには麒麟。

こちら、見学者用のペットボトル成形機でできたボトル。これもいただきました。

あと、未開封の「午後の紅茶」の好きなもの1本と、テイスティングで封をきって少し飲んだものも持ち帰り可能でした。

次回はビールの方も行ってみたいけど、うーん、それだと車では行けずちょっと不便です・・・。

紅茶コースは、体験の部分がもう少し広がるといいかなと思いました。例えば、抽出した原液の薄めたモノの味見とか。紅茶教室のようなものもあっていいかもしれません。

ガイドの方にはあれこれ丁寧に対応していただきました。1時間半程度の見学と体験ですが、楽しくすごすことができました。ありがとうございました。

ということで、多賀大社の方に向かいます。

つづく。

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