IRセミナー6490日本ピラー工業 バランス★★★☆

IRセミナー6490日本ピラー工業
以前にも話を聞いたことがあるところです。

ここは産業機器もあるのですが、業績を牽引するのは半導体製造関連の機器です。一見、汎用のプラスチックのバイブのように見えるのですが、これがフッ素樹脂での「継手」というもので半導体の洗浄装置などに多く使われます。漏れなどは許されないパーツで、求められるスペックも高く、独自の技術の反映の製品でもあるのでしょう。今日は実際にその製品をもってきて展示してくれていました。こういうのがリアルのセミナーのよいところです。

このシェアが90%というのですから、これはデファクトスタンダード。スクリーンなどの機器メーカーに納入している分が多いのでしょう。

この電子機器関連のフッ素樹脂関連製品がここ2年ほど大きく伸びトップラインも利益も伸びています。

産業機器の方のメカニカルシールなども伸びているのですが、これは実はこれも半導体製造関連のCMP装置への納入が貢献している模様です。

配当利回り(会社予想) 4.11%(15:00)

1株配当(会社予想) 108.00 (2023/03)

PER(会社予想) (連)7.49倍

PBR(実績) (連)1.17倍

EPS(会社予想) (連)351.04(2023/03)

BPS(実績) (連)2,247.48(2022/03)

製造業としては利益率も高く、独自の強みもあります。リスクは半導体製造関係への設備投資の減退ということでしょうが、ここらあたりは素人はよくわかりません。

配当に加えてクオカード優待もあり、インカムゲインの水準も高めです。全体にバランスがとれているという印象でした。5点満点の3.5はわりと高評価です。どうも独自の技術があるものづくり系のところは評価が甘めになる傾向がありますが・・。

三色ボールペンをいただきました。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です