プチ気づき 7087ウイルテック 需要が旺盛だからといって利益が伸びるとは限らない

関西資産運用EXPOの個別企業のIRブースで少し各社とお話をさせてもらいましたが、そうするとやはり気がつくことがありますね。

7087ウイルテック。202年上場、大阪本社の製造請負・派遣、建設技術者派遣の企業です。株式時価総額55億程度と小型。

指標を見ると割高感はないし、配当利回りは高めです。ん、2022.3は配当性向が急に高くなっている。配当の額は変わらないのに・・・。

ということで業績を見てみると・・・。

2022.3の業績、売上高のトップラインは順調に伸びているのに、あれ、利益水準が経常利益で半減、純利益はさらに比率としては大きく減少しています。

なんでや?。なにか特損とかがあったとかいうことではないのに・・・。

これは顧客からの需要はあり、「人」を出してほしいということなのに、そのための「人」が集まりきらない、そのため採用コストなどをかけて、半ば無理をして人を集めて顧客の要請に応えるような対応も行ったこと、あと、ここはベトナムなど海外の人材を受け入れるような対応を現地大学などとも連携しながらすすめているのだけれどコロナでその動きが止まってしまったこと、そうしたことが影響して賃金の上昇などはあってトップラインは伸びても大幅な減益という形になっているというようなことでした。うん、ちょっと勉強になったね。

が、ここからこれが方向としては回復に向かうとしたら、指標的にはさらに割安感が増すことになるかもしれません。

左側の巾着袋みたいなのは開くと買い物などにも使えるエコバッグになります。これをいただきました。車内備品にします。(右のビールは当選したコンビニクーポンを引き換えたもので関係ありません)。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です