今日は7794イーディーピーのみが支える形でＰＦは微増でした。わずかですが、なんとか水面上の位置を保っています。

イーディーピーの方は明日の15時すぎに半期の決算発表です。

7－9月期は想定よりもさらに若干は円安で推移し、ほとんどが輸出となるここにとってはそれなりに追い風。

基本的に製品はつくっただけ売れていく「入れ食い」状態が継続しており、長期契約の顧客に順次渡されていくという形です。

ここは生産能力の増強がないと、基本的には増収にはつながりません。11月からは新工場が立ち上がってきて、徐々にここの生産分が付け加わってはくるでしょうが、7－9月の第二四半期は、既存の生産設備の改善分がつけくわわるぐらいです。

第二四半期は特に大きなマイナス材料などはないものの、既に年間の業績予想については上方修正をしているため、ここで連続しての上方修正というのはとりあえずは考えにくいかと思います。

また、ここは株価が非常に高い状態なので株式分割が期待されています。これも2023．3ぐらいで、いきなりすぐには実施されないかと思います。

上方修正も分割も今回の決算ではなく、普通に堅調な決算という程度だと、期待が高まっての株価上昇から株価は若干下落という展開があるかもしれません。

まあ、そこらも含めて、どんな数字やコメントが出てくるか注目しておきましょう。

なお、株価が1．75万円になると、だいた時価評価での損益は＋200万程度になります。ＰＦ全体で見ると、昨年末からのキーエンスの下落分をこの1銘柄のみで埋めている形になってますね。

イーディーピーの事業そのものは、合成ダイヤモンドのもとになる種結晶で収益をあげここが順調に伸びている形ですが、合成ダイヤモンドを半導体などのデバイスに活用しようとする研究がすすめられており、今はこれは研究段階のものが多いですが、ここが具体的な実用段階なまですすみ製品化までいくと、株式の評価もさらに大きく上昇する可能性を秘めているかと思います。

既に高い利益率で稼ぎ伸びている現在の主力事業があり、その上にさらに大きな可能性がある「夢」材料もあるところがここの魅力かと思います。