今週の状況は下記。

日本株は週末が年初来高値で、指数を2．5－3％程度上回り好調な推移です。ただ、REITの方は金利上昇懸念ということか、株とは逆相関的な動きになっていて、下落率は株の上昇を上回っています。ただ、金額は株式の1／6程度ですが。

株式の方は7794イーディーピー頼りというところで、昨年末から5,000円以上上昇したこの銘柄だけで＋100万ですから、これを除外するとわずかに指数に勝っている程度です。まあ、個別銘柄のＰＦでの運用をしていると、特定の銘柄の騰落が全体のパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことがあるのは普通ですけど。一昨年のキーエンス、ずっと前のリログループなどが該当します。イーディーピーは2／10決算で、それ以前のところで株主分割の発表があるかもしれません。保有200株は長期で持ちたいところもありますが、ここから上は単元未満株で丁寧に細かく売り上がり、買い下がりの形に移行します。去年、2．7万まで上昇したところではこの形で買いコストを少し下げることができました。それと同じ形になるか、どんどん上昇し、順次細かく売り上がっていく形になるか。

2471エスプールはわけのわからん批判記事で下落していましたが、株価は戻り傾向です。ここのサービスを利用せずに自社で適切な障がい者の雇用ができればそれにこしたことはないのですが、意欲はあってもなかなか長く継続できる望ましい形での雇用、仕事内容をどの企業でも自前で用意するというのはなかなか難しいところがある現状に変化があるわけではなく、「需要」は継続します。また、基本的にエスプールの事業で「困る」人はいません。「農園貸し」の事業については「本来であれば・・」という枕詞は必要としても、当面、意味の大きい事業として法的にも倫理的にも特に問題なく継続されていくものと考えています。この見方が「正しい」のかどうかはわかりませんが、自分なりの見方とか判断というのが固まっていないと、ちょっとしたニュースとかで動揺して株を売却してしまうようなことになりがちですね。

あと、来週はジェイエスビーとシステムディの株主総会が週の後半にあります。コロナも癒えましたので、とりあえず出席予定です。ジェイ・エス・ビーについては株主還元の水準についてまた聞いてみましょう。業績は安定的に成長しており、事業の素性もよいのに、株価の方はそこそこ堅い推移ではありますが、評価が高まってくるような状況にはありません。それはやはり株主還元の水準の低さや知名度の低さなどが影響していると思われます。

システム　ディはIRから質問したりすると社長さん自らがすぐ返信してくれたりします。こちらの顔も覚えていただいています。ここは安定成長でよいし、ソフトウェアの中では教育関係などなお有望でシェアを拡大できるものもあると思っていますが、さらに一段、飛躍的な成長をするのは新たな取り組みも必要かなと思っています。このあたりを聞いてみましょうか。ここは総会後に会社説明会をしてくれるので、質問はそちらで。

他は、各社に分散している保有銘柄の集約を引き続きすすめることと、細かい銘柄について保有を継続するか売却するかの判断をしつつ、ＰＦの整理をしていくようにしましょう。