今年の注目・期待銘柄<2>3480ジェイ・エス・ビー　(4)質問文案

今日はまた全体に高く、ＰＦは年初来高値を更新しています。

株主総会　意見・質問案

・昨年度も発言させていただき、また同趣旨のことで恐縮ですが、現金配当の方を倍増していただきたいと思います。

業績の方はトップラインも伸びいていて、利益も増加し素晴らしいと思います。

が、総還元性向20％という株主還元の水準が低すぎます。なぜこのレベルにとどめているのかが率直に言ってよくわかりません。現金配当については自社株買いと半々というような割合で10％程度の配当性向です。

先日、東証のプライム上場企業でスクリーニングしてみましたが、不動産のセクターで御社と同程度のＥＰＳがあって配当も同水準という企業は一社もなく、全業種で検索しても10社程度。しかも、そのうち半数程度は特別利益などで一時的に利益が増えているような企業で、常態的に御社と同程度の配当の形での株主還元の企業は数社でした。つまり、株主還元の水準は最も低いレベルにあるとも考えられます。

昨年、社長はこの水準について「低いです」と言われていましたが、せめて「一般的な株主還元の水準です」と言えるレベルにしていただきたい。

これも昨年、自社物件の取得等の投資もありますので、ということも言われていましたが、銀行借入でも、自社物件の売却でも、その他の方法でも、御社ほどの信用度と業績であれば資金調達の方法は幅広くあるはずで、急成長期の新興企業であれば無配で成長に投資というのもわかりますが、プライム上場で、事業内容はストック型で、安定的に成長している、そのような企業であれば配当の水準は現状より高めて当然だと思いますし、配当を倍増させても、総還元性向は30％でなおごく常識的な普通の水準に留まります。

業績に伴って数円ずつ増配というようなことでなく、株主還元の水準そのものを常識的な水準に高めてほしい、そのことが御社の株式に投資する価値、意味を高め、株価にもポジティブになると思いますが、見解はいかがですか。

社外の白石氏にも去年も同様の質問をさせていただいて、その時は業種も色々あり、投資も必要だし、一概に低いとも言えないというようなコメントをしていたたいたと思いますが、現在も同様の見解ですか。

・ＩＲとしての課題はどこにあると考えておられますか。株価の方はそこそこ堅い推移にはなっていると思いますが、ＰＥＲにすれば10倍程度
でもまだ評価不足だと感じていますが、率直なところどのように感じておられるでしょうか。

御社の場合、知名度が必ずしも高くなく、一部では事業内容や業績等注目されているところもあると思いますが、社名を個人投資家の人に言っても、ＪＣＢ？とかＪＳＲ？とか言われて、すぐにピンとくる人は少ないです。

もちろん個人向けのＩＲセミナーも、コロナの影響は少なくなってきましたので、ネットだけでなくリアルの形のセミナー等もまた開催していただきたいですが、戦略的に単にクオカードを配るとかいったことではない独自性のある株主優待を設定する等、御社の株式に投資したいと思わせるような取り組みをすすめてほしいと思いますが、いかがですか。中長期的に応援してほしいということなら、継続保有を前提とした優待を設定するというのもあると思いますし。

うー、長いなぁ・・・。これをもうちょっとシェイプアップさせましょうか(^_^;。