7794イーディーピー 第三四半期決算にむけての注目点(3)業績
業績は基本的にいいです。
需給逼迫で、生産能力がアップしても需要に応えきれていないような状態が継続しているので業績についてはいいのは明らかではありますが、株価反応的には予想以上にいいかどうかです。
ここは外貨建ての取引が9割なので、円安好感銘柄です。が、その影響は実際はイメージほど大きくはありません。
目先の状況としては、それよりも、既存の設備の改善も含めた生産能力の向上と、より高い価格で売れる大型の種結晶の販売比率が高くなっているというプロダクトミックスの改善効果の方がずっと大きいのです。この傾向は継続していると思われ、新工場の生産能力も当初計画わりは大幅にアップしていると思われます。
ということで、ここまで2回は大きな比率での上方修正があって株価は大きく上昇しましたが、とりあえずその再現はないかなという予想です。為替については第三四半期は後半に会社想定よりもやや円高にふれていましたが、全体として見ればニュートラルかと思います。
決算の数字がどうかも注目ですが、定性的評価の部分でどんなコメントがあるかに注目しておきたいと思っています。
売買の方は下がれば買って、騰がれば売るだけです。単元未満株の細かい売買で買いコストを下げるか、利益を確定させるかで、なるべく多い株数での「恩株」「ただ株」化をめざします。
以上。