思い出と走る 南信から松本、諏訪へ(6)

思い出と走る 南信から松本、諏訪へ(6)

松本インターで高速をおりて松本市内へ。

松本市は大学入学直後の1年間を過ごした場所で色々思い出もあります。内陸性の気候で、夏は湿度も低くて過ごしやすく京都の気温も湿度もやたら高くて不快感マックスのような場所とは全然違います。

その分冬の寒さは厳しく、積雪量は少ないですが気温は最高気温が0度以上にならない真冬日は普通で、最低気温が-20度ぐらいになることもあります。
都市部で-20度というのはなかなか厳しいです。銭湯から帰ると湿った髪の毛が凍っていることがありました・・・。

国宝の現存天守、松本城がシンボルで、市内からは常念岳などの山々がきれいに見えます。安曇野の出発点でもありとても好きな街ですが、ここのところは数年前にお城の近くのお蕎麦屋さんへ行ったぐらいで市街地はあまり行くことがないです。

今回は松本市美術館へ。サイトはこちら。

「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまでー」という企画展をしていますし、松本市は草間彌生さんの出身地ということで、関連の常設展示もあります。

いきなり屋外にこのどでかい草間作品です。

うーん、なんだろう、「不思議の国のアリス」を連想?。これ、やっぱり「どうかしてる」感じがしますよね。草間さんも認められるまではかなり生きにくさがあったようです。こうした特異で独自な才能がある人は、やはり周囲にそれを認めてひきあげる人というのが必要なことが多いでしょう。草間さん、表情の雰囲気とか、岡本太郎さんに似てませんか?。

中庭。

下記は館内の展示で写真撮影が可能だったところ。有名なやつですよね。これ以外にも興味深い展示があれこれありました。

ウィリアム・モリスの企画展も古さを感じさせない様々なデザインなどなかなかよかったです。草間展示はインパクトが強いので、やはり企画展の方を先に見て正解でした(^_^;。

草間作品は、もちろん好き嫌いはあるでしょうが、機会があれば一度見られたらよいかと思います。

ということで、ここからは里山辺、入山辺方面の山間地へ進み、宿泊施設の扉温泉明神館へ移動です。

ここからのルートですが、下記のコースで、翌日は扉峠からビーナスライン、R142から長和町の黒曜石体験ミュージアムへ。そこからは岡谷へ出て中央道から帰路という走行になりました。当初は諏訪大社や片倉館なども訪問予定にしていたのですが、そこはスルーということになりました。

つづく。

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