思い出と走る 南信から松本、諏訪へ(7)

扉温泉明神館へやってきました。ここは松本市の里山辺から入山辺へ入ったところです。里山辺は学生の頃、自転車でアルバイトの保育に来ていたことがありました。夕方、両親が戻るまで子どもと一緒に過ごすということです。自転車を駆って里山辺まで行ったことを思い出しました。

宿泊施設はさらに奥に入った山間地の一件宿になります。さらに少し奥に以前は宿泊施設だったと思われる大きな建物がありました。が、そこは営業しておらずゴースト状態になっていました。

明神館は温泉宿というよりも全体の雰囲気はリゾートホテルに近く、サービスも上質ですが宿泊料金も高いです。フランス料理のコース含み(和食の選択も可能)で、一人4万円ぐらい。これは昼神温泉で泊まったところの約3倍。それでもここが好きならばリピートする人も多そうですが。

一階のロビー横のフリースペースのようなところです。これ、緑の部分が液晶テレビのように見えますが、ここは窓になっていて見えているのは実際の渓谷の緑です。

ガイドブックなどによく掲載されているのはこのお風呂。渓谷の緑が温泉のお湯に映り込みます。ちょうどこの時期はきれいですね。

体をお湯に沈めて水面近くのところに顔をもっていくと、緑に包まれるような感じになります。

このように渓谷が見える先端部分は深くなっていて立ち湯になっています。

こちらが一番広いお風呂です。お客さんはそこそこ多かったのですが、あまり他の人と重なることなく、ゆっくりと温泉に入れてよかったです。

菖蒲が浮かべてあったりします。

こちらは寝湯になっています。泉質はくせがないもので、温度はどこのお風呂もやや低め。ゆっくり入るにはよいです。が、熱めの風呂が好きな人には物足りないところがあるかもしれません。お湯の柔らかさとか若干の硫黄臭などで昼神温泉の方が温泉らしくてよいところもあります。

つづく。

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