来週の方針(3)IPO

来週の方針(3)IPO

IPOの方は玉石混淆状態で、よくわかりませんね。まあ、IPOはいつでも玉石混淆状態ではありますが・・・。

初値高騰後の急落、そもそも公開価格割れ、意外高、乱高下等色々です。

こちら、基本的には黙々とネットでブックを入れられるところについては入れていくだけです。ただ、バイオ創薬系は「嫌い」なので、ブック段階からスルーする場合が多いですが・・・。

直近のところでは大和当選のリアルゲイトが意外高で+20万程度の利益を確保。今週はクラダシのセカンダリーで小銭売買でした。

来週は日興の優遇当選でもらった9162ブリーチが5日(火)に公開です。若干でも利益を確保して、ここで年間のプラチナステージ維持コストを捻出したいところです。

なお、セカンダリー参戦ですが、楽天の1日信用では値幅でのセット注文ができなくなりました。これは東証の新規公開株の成行での売買注文禁止措置に対応したものです。値幅のセットなら、買えた株価からその値幅での指値ですから成行売買禁止措置には該当しないようにも思えるのですが、1日信用はその日に決済を完了する売買ですので、この値幅の注文はデフォルトが大引け不成の形になっています。指値での約定がなければ大引けには成行で決済を完了するという形でここが成行不可にひつかかり注文できないということになっているんでしょう。

IPOの初値買いのセカンダリーは、初値から上の滞空時間がごく短く秒単位で下落してしまう場合もあります。これだと買いが約定してから、オタオタと手動でその約定を確認し決済注文を出していたのでは滞空時間内の注文が間に合わない場合もあります。例年、「あぶねー・・・」というケースが複数回はありますしね。

では、どうするかというと、1日信用ではなく無期限信用を使います。これだとこれまでどおり値幅でのセット注文をしておくことができ、買った瞬間に売り注文が入るということになります。この形でも、成行の注文はなくても時間優先で先に出されている売り注文があればそちらが優先されますから、セット注文は株価がそのセット注文
の価格以上になっていることがあっても売れない、約定しない場合もあります。これはまあしょうがないです。

実際の昨日のケースが下記です。

これは500株で800円の注文を出していたら、ちょうど初値が800円ジャストで500株のうち300株しか約定せず、その300株が5円上で売却できたということです。

1日信用と無期限信用でどこが違うかというと金利です。ここでは18円ですが、1日信用であれば、大口適用だと手数料も金利も発生しません。無期限の場合は1日分の金利支払いが必要となります。

日興の一般信用売建の一週間の予約注文もですが、これまでできていたことができなくなり、同じようなことをしようとするとコストがかかるという形はちょっと残念感がありますが、この細かいコストよりもセットで最初から売り注文を入れておけるという安心感の方が大きいので、細かいいつものセカンダリー売買については今後はこの無期限信用の形を使うことになりましょう。

セミナーについては来週は予定なし、来々週に日本証券アナリスト協会の大阪でのセミナーがはいってきます。

読書の方は投資関係の新しい書籍は手元になし。またトレーダーズショップのモニターが当選するといいのですが・・。

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