日本株ポートフォリオ組み入れ銘柄(5)時価評価順 コメントつき

8876リログループを入れるのを忘れていたので、順位は1つずつ下がります。9位7794イーディーピー、10位4368扶桑化学工業となります。

9位 7794 イーディーピー 400株 90万 2.1%

去年公開のここは上位陣の中でも異質です。IPOからのグロース株で、株価も一気に上昇したかと思えば急落もあり、なかなか「普通」につきあうのは難しい銘柄です。

大阪が本社なので、吹田であった上場後初の株主総会にも参加し、一番たくさん発言してきました(^_^;。もともと人工ダイヤモンドの半導体デバイスなどへの活用、応用をめざして産総研で研究をすすめていましたが、宝飾品用の種結晶の方が目先は利益が出るということで、この事業を中心とする形でIPOを果たしています。現在は利益を生んでいるのは宝飾品用の種結晶の一本足状態。しかも、これが半導体等の基盤への活用の可能性から輸出規制の対象になるかもということで、4月以降はほとんどが輸出なのにその輸出を「自主」停止。手続きをふんで一部それは解除され、今後、各地域への輸出も順次認められるとは思いますが、可能性とともに危なっかしさも感じました。

こういうところはメンタル的に気楽に保有を継続できるような形にしておくのがよいです。こちら、株式分割前に単元未満株売買も活用して細かく利益を確定し、保有株数は以前よりもかなり減少しましたが、保有分はすべて「恩株」という状態になっています。現在は保有400株の時価+40万程度がここの時価評価での利益ということになります。

半導体デバイスへの本格的な活用はまだまだ先ですが材料としてはこの部分は大きく、なにか研究がすすんだとかいった発表があると直接関係のないことであっても株価的にここは反応したりします。このあたりも楽しみながら保有は継続してみましょうか。

10位 4368 扶桑化学工業 200株 89万 2%

「半導体ウエハ研磨剤で主原料の超高純度コロイダルシリカ、リンゴ酸で世界シェア首位級」という事業内容です。個人的にはここはフジミインコーポレーテッドとセットという感じです。上記の研磨剤を製造しているのがフジミインコーポレーテッドということになります。これは半導体製造用のフォトレジストでの大阪有機化学工業と東京応化工業の関係に似ています。

リンゴ酸も利益を出している事業であり、事業ポートフォリオの中心が2つあるというのは悪くないと思います。

買いコストも低く、のんびりと保有継続予定です。

 

 

 

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