9/9名証IRエキスポ あれこれ(2)
ということで企業ブースめぐりはまずフジミインコーポレーテッドからです。半導体ウェハ等の研磨剤では圧倒的シェアがある企業です。
工場見学再開について要望しておきました。実施時は希望者がかなり多かったそうです。
コロナの時はその防疫というか感染防止対策はかなり徹底したものだったそうで、その根底には工場をとめるわけにはいかない(←世界の半導体製造に影響が出る)という使命感が強くあったということのようです。
最近、扶桑化学工業が下方修正を出しました。半導体関係減速の影響でかなりクロコダイルシリカの出荷が予想以上に減少しており、円安効果などでは補えないようです。ここも連想というか関連で売られるかもしれません。まあ、直近3,200円で1つ売っていますので、だーっと下がるようなところがあれば買い戻して株数を戻します。
ここは半導体以外の分野への自社製品の活用もあれこれ研究しているようで、その動向や自動車関連などの比率がどう伸びるか伸びないのかというあたりも注目です。
企業ブースの中で注目したのは、こことミダック、あとは6134FUJIといったところでした。
こちらは三重交通です。優待クロスでよくお世話になっているところで9月もクロスしています。ブースでのミニセミナーで話を聞いてみましたが、ここ、セグメント別の売上とか利益の資料をちゃんと出していません。センスを疑う系です。「交通」というからバス等の事業が中心なのかと思いきや、そこはコロナの最盛期の赤字からなんとか立ち直るかといった程度で、稼いでいるのはマンション開発などの不動産事業です。そういう企業の実態がプレゼンを聞いているだけでは伝わりません。ちょっと純投資でPFに組み入れようという気にはなりません。
こちらはジャパンクラフトのブースです。手芸関係で懐かしいシルバニアの人形が展示してありました。人形そのものではなく、その衣装などをここがてかげているそうです。
ここは業績は非常に厳しいです。そうした中でもブースを出すというのは悪くないのですが、ここも業績関係の資料がありません。いくら状況が悪くてもIRのイベントなのですから業績関係の資料などはきちんと示すのが当然のことです。業績が悪いからといって投資対象にならないかといえばそんなことはないわけですし。非常に厳しいところから立ち直ってくる兆しでも見えれば、株価も反応する可能性は十分あるわけですしね。
午後のテスタさんと井村さんの対談の講演は大盛況で、椅子は埋まり立ち見の人も多数でした。第2会場も設定されていたようです。
この方たちは従来の銘柄をあれこれ挙げて推奨するようなトラディショナルな株式評論家の方とは違い、自らが投資家として実践を重ね大きな成果ほあげ、そのことを方法論等も含めて語り、とにかく実際の投資を徹底して行っている方という印象が強く、それ故、話にも説得力があり、人気があるのもわかります。
ただ、このホールは音響がよくなくて、遠くからはなにをしゃべっているのかよく聞こえませんね・・・。ということでそろそろ退散です。
はー、まだ暑いなー。
来た時には止まっていた噴水が稼働していました。
名古屋のおみやげはこれ。ベタですが。箱もなにもない家庭用です。
帰りは伊吹山がきれいに見えました。
疲れましたが、楽しめました。ミダックホールディングスなど新しい投資候補も見つかりましたし、参加してよかったです。んー、もうちょっといい会場がないかなー。
ナゴヤドームはどうてしょう。分散しての講演会とかがしにくいか・・。以前、野村の大規模なIRイベントは大阪ドームで実施されていましたが。