追加の輸出再開の開示がないので、ＩＲに聞いてみました。以下のようなことでした。

・開示した7月24日以降、顧客別・1回の受注ごとに順次許可を得ている。

・顧客別・1回の受注ごとに最終製品をどこに出荷しているかなどの確認などをおこない、当局の求める添付書類を揃えて申請をしている。

・想定通りに許可が出ているものや、想定より許可が出るのに時間がかかっているものがあるが、概ね、当局へ申請後、輸出許可を得るまでにおおよそ２週間から４週間程度日数が所要期間。

・受注ごとの個別の輸出許可についてその都度開示することは、新たな業績予想について無用な憶測を呼ぶ可能性があるため、再開状況の開示を控えている。

ということだそうです。

つまり、7／24の開示以降も、輸出が止まったままの状態であるわけではなく順次輸出の許可は得られているということですね。まあ、特定の地域以外であれば手順を踏めば許可が出ること自体は当然だとは思いますので、意外感はありません。ただその数量とか価格、輸出自主停止以前との比較云々がどうなのかは不明ですが。ここは聞いても具体的なコメントは得られないところでしょう。

しかし、上記の滋養鏡であるなら、個別に一々開示することはしなくても、上記のような全体の状況についてはＩＲで告知しておいた方が逆に無用な憶測を呼ぶ可能性は低くなると思います。と、ＩＲさんの方には返信しておきました。