本日の優待生活 シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』

本日、京都のMOVIXで観てきました。これ、公開初日は優待カードが使えませんが、以後は使えます。上映は今日までです。

シネマ歌舞伎ということで、毎月違った歌舞伎の作品が上映されますが、今回は主役の耳男を中村勘九郎が演じた「桜の森の満開の下」です。

既にここにも何度か書いていますが、この作品、私自身は30年以上前に京都の南座で野田秀樹自身が主役を演じた夢の遊民社版を見ています。これは先日買ったDVD-BOXにも入っていましたので、先日も見直しました。また、数年前には大阪の新歌舞伎座で妻夫木聡、深津絵里のバージョンも見ています。

で、時間がちょっと戻る形で中村勘九郎版の初演は妻夫木版の前になるのですが、今日の鑑賞です。いや、歌舞伎の音の入れ方とか口調みたいなのもよいですね。意外とというかやはりというか、このお芝居にはよく合います。

勘九郎さんも独自の存在感あり。若い野田秀樹ほどとんだりはねたりするわけではなく、妻夫木聡ほど優しく「弱っちい」(←野田秀樹の表現)わけでもないですが、なかなかよかったです。

やはりこの芝居はラストのところがよいです。なんか胸につまる感じがあります。

映画の方ですが、これから山崎監督のゴジラもありますし、北野監督、岩井俊二監督の新作もあります。これらは見ておかないと。「沈黙の艦隊」もちょっと見たいです。

 

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