IPO 141Aトライアルホールディングス 悪くない程度に良い

大和で1つ当選しているトライアルホールディング、フィスコのレポートをざっと見てみましたが、まあ、悪くない程度に良いかなという印象です。

公開規模がわりと大きめのため、最初からいきなりぶっ飛んでくるような展開が期待できる銘柄ではありません。

ポジティブ要因
・昨年上場予定を延期しての上場だが価格水準の条件を引き下げている。

・公開価格は仮条件上限で決定した。

・公開株数が多いが前回よりも海外配分比率が増加し、ほぼ2/3が海外配分。

・スーパー事業の業績は堅調。今後出店を加速する計画。

・スマートショッピングカートなどリテールAI事業の展開に期待感(まだ利益どうこうの水準ではない)。

・一般向けのスーパー事業ということで株主優待の設定が期待できるかもしれない。

・VC等はなく、ほとんどロックアップ180日でいきなり公開株以外で売りが出てくる可能性はほぼない。

・IPOマーケットの強い地合いは維持されている可能性が高い。

ネガティブ材料
・公開規模が400億程度と大きく、成長性が非常に高いというわけでもない。

・リテールAI事業以外はスーパーの事業で新規性に欠け、配当も15円予定だが特に配当利回りの水準が高いわけでもない。

・グロースなのかバリューなのか、なんとなく位置づけに曖昧感あり。

・日経平均は高値から大きめの下落があり、相場環境が不安定。公開時の状況が見通せない。

ほぼどうでもいい材料
・SBIの北尾さんが株主でロックアップがかかっていない40万株を保有。

といったところでしょうか。

現段階での方針は当選分は購入し初値より多少とも上で売却、できればセカンダリーでの微益を追加といういつもどおりの形で考えています。

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