経済評論家の父から息子への手紙/山崎元

経済評論家の父から息子への手紙/山崎元

図書館本。

読了しました。よい本です。「遺言」のようになってしまったのがやはりとても残念です。

若い人へ向けてのアドバイス的な内容が主体ですが、それぞれの年代でも読めば感じることがあるはずです。

少し橘玲さんの著作を連想させるようなところもありましたが、橘氏のような「クセ」はなく、素直に読める内容となっています。実際の生活の中では著者のアドバイスどおりに物事をすすめたりすることが難しい局面も多そうです。それでも書かれているアドバイスは、少々頭のいい人向けすぎるように感じるところはありますが、有益かと思います。

楽天球団の話のところはちょっと泣かせます←詳細はここには書きません、探してみてください。

私自身は著者とほぼ同世代になります。息子はいません。娘が二人。息子がいたら面白かったかもと思うところもありますが、孫ができてみると娘がいてよかったと思うところもあります。まあ、どちらでも、生き生きと充実した日々を過ごしてくれたらそれでいいんだろうと思います。

本の方に戻ると、一つ一つの内容はあまり長くなく、しかも行間をとって読みやすい装丁となっています。

おすすめです。

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