損保の闇 生保の裏――ドキュメント保険業界 (朝日新書)

損保の闇 生保の裏――ドキュメント保険業界 (朝日新書)

図書館本。

 

ビックモーターの問題と損保業界の問題点、「優秀」な生保レディの不正等々、保険業界をめぐる様々な問題をドキュメンタリータッチで描き出している一冊。

個人的には、保険はどうも様々な「うさんくささ」を従来から感じており、株式投資としても投資対象にはしておらず、加入している保険も必要最低限のものになっています。

損保の方はビックモーターとの関わりについて不正に気づきながら、様々な力関係からそこから抜け出せない、いわば業界の「体質」みたいなものが示されていたように思います。

生保の方も生保レディはもちろん、各社比較の「窓口」経由でも高コストにならざるをえず、結局、それは顧客が負担する上に、商品としてのコスト構造が投資信託のように明らかになることもありません。

個人的には生保もほぼ役割を終えた感じになっており、必要性があるのは自動車保険ぐらい。こちらはSBIとか三井ダイレクトなどを選択するということになっています。

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