IRセミナー評価 3355クリヤマホールディングス 総合評価は?
IRセミナー評価 3355クリヤマホールディングス
IRセミナー等に参加したら、その評価などを自分メモ的も意味も含めて書くようにしておこうかと思います。
とりあえず、クリヤマホールディングス 7/3 大阪・朝日生命ホール 日本証券新聞社
プロフィールはこちら(yahooファイナンス)。会社サイトはこちら。
☆5つが満点 評価は雰囲気・・・
成長性☆☆★
売上は安定的で大きな伸びはない。アパレルからは撤退する一方、2025.12はM&Aによる売上上乗せはある。ただ、全体として一気に売上が伸びるような業態ではない。
独自性☆☆★
早くから北米に進出し、各種ホースについてはシェアも高く、売上全体の中での比率も高い。ファミレスなどの多品種の飲料用のホースなどは独自性もある模様。但し、ここのセグメントの利益率は低め。他、建機・重機のディーゼル排気の浄化用の機器は相応に伸びそうではある。床材などは海外輸入で商社的機能もあるということか。
割安度☆☆☆★or☆☆☆
株価の時価は1500円弱 2025.7.4時点
配当利回り(会社予想) 3.77%(07/04)
1株配当(会社予想) 56.00円
PER(会社予想) (連)8.12倍
PBR(実績) (連)0.67倍
指標的にはいずれも割安感あり。自社で工場を持ち製造もしているので、こうした企業のPBRは低くなりがち。またPER一桁も普通。自動車の部品関係などと似ている?。優待でQUOカード 200株以上 継続保有期間 1年以上:1,000円分 3年以上:2,000円分もあるので、保有継続で配当+優待利回りも若干向上。増配の可能性も。
検討、確認事項
ホースなど主要事業の競合。米国にも工場があるが米国の関税政策の影響。
米国の事業での利益率が他のセグメントと比較して低い。
ディーゼル浄化関連機器の市場規模や利益貢献。
為替感応度 米ドルは1円円安で3.5億-4億程度の影響? ユーロは?
原油価格動向の影響←原材料
総合評価☆☆★
歴史があり、売上も安定的なバリュー系。一定の成長分野、製品もあるが高い成長期待は最初からあまりない。ホース、床材といった主力商品の売上がいきなり大きく伸びるようなことは想定しずらい。その分、配当利回りは相応にあり、指標的には割安度は高め。バリュー系が好みであれば丁寧に売買していくということでこうした銘柄を組み入れるのも一考。
今後のM&A戦略に一定注目。製品も持ち込んでの個人向けIRセミナー実施は好感度大。今後も継続してほしいです。
copilot君で聞いてみると、それなりに参考となる回答が得られます。ゴム報知新聞なんていうのがあるのね。関連記事。
会社のIR窓口からここに記載していることもお知らせしておきましょう。リアクションがあるかな。