IRセミナー評価 3804システム デイ 業績堅実、株式の出来高少なく乱高下も

IRセミナー評価 3804システム デイ

7/3 大阪・北浜フォーラム 日本証券アナリスト協会

プロフィールはこちら(yahooファイナンス)。←但し「二本柱」との記述は正しくないような・・・。会社サイトはこちら。

システムディはかなり以前、えーと、2018年に創業者であった当時の社長(現社長の父)のIRセミナーでの話を聞いてから少し株式を購入し、その後、細かい売買を含めながら保有を継続しています。先週から今週も2295円100株売りの2258円100株買いという売買をしました。こうした売買の結果、保有株と買いコストは400株保有で、買いコストは-13,485円となっています。買いコストがマイナスということは「恩株」化しているということで、時価評価の通算での損益は保有株×400株+13,485円+現金配当ということになります。

週末の株価は大きめの下落となり、時価は2,075円です、このあたり、流動性という面で現状での課題と関係あり。で、損益は100万には届いていないでしょう。

既に何度もIRセミナーで話を聞いたり、京都本社の会社なので株主総会やその後の説明会に出席したりして事業の概要は既に一定理解をしているつもりではいますが、あらためてまとめて書いておきます。

☆5つが満点 評価は雰囲気・・・

成長性☆☆☆

ソフトウェア会社で特定の分野のソフトウェアで高いシェアを持ち、売上、利益とも一気に急増というようなことはないですが、着実に伸ばしてきています。5つの分野のソフトウェアを提供していますが、売上では大学、高等学校や小中学校向けのソフトが65%ぐらいを占めています。ここは基本的なビジネスのスタイルとして「ストック化とクラウドによるソフトウェアの提供」が業績の伸びに貢献しています。ソフトウェアは導入が決まればその時だけでなく以後のサポート契約も結び、そこからの収益は安定的なものとなり業績を下支えします。ユーザーが増加すればこのストック収益も増えることとなります。また、クラウドでのソフトウェア提供は一般に低コストで高収益の事業につながりやすく利益の増加につながります。

とりわけ義務制の小中学校ではこうしたソフトウェアの導入が遅れているところもあり、なおビジネスチャンスが多くあるようにも思われます。

反面、事業部の中ではウエルネスソリューション、フィットネスクラブやアミューズメント施設向けのソフトウェアのところは現在は利益が出ていません。ここの改善がどうはかられるかを注視しておきます。

こうした従来からの事業で今後も相応の成長は可能だと思いますが、ここからさらに一段、大きな成長をめざすためにはこの枠から飛躍した新しい取り組みをすすめていくことも必要となってくるでしょう。が、こうした面についての具体的なビジョンはまだ見えません。

独自性☆☆☆★

手がけているソフトウェアは市場規模がものすごく大きかったりするものではないですが、特定の分野でそれぞれ強みがありシェアも高いものが多いです。ここから、全く新しいということではなく現在あるソフトウェアの周辺領域に様々な機能を付加していくような形での発展は十分可能なように思いますし、そこで現在ある独自性を維持しさらに強めていくようなことも可能でしょう。

割安度☆☆

時価総額 13,483百万円

発行済株式数 6,498,000株

配当利回り(会社予想) 1.30%

1株配当(会社予想) 27.00円

PER(会社予想) (連)21.21倍

PBR(実績) (連)2.76倍

EPS(会社予想) (連)97.81

ROE(実績) (連)12.91%

時価総額130億程度。ソフトウェア会社はPBRもPERも自社で工場などを保有するような製造業と比較すれば高くなる傾向があり、ここもPERは20倍台です。ここのところ内需系のソフトウェア関係で業績が堅調なところの株価は上昇傾向となっているところが多い印象があります。ここの株価推移も以下のようになっています。2月以降上昇し、ここのところ一段高となって上場来高値を更新した場面もありました。

上場来高値更新はいいのですが、問題は出来高です。発行株数、流動株数も多くなく、日々多少は売買ができてはいますが取引数量がわずか数百株というような時もあり、寄りは上下の気配が離れていてすぐに株価がつかないようなこともあります。となると、若干でも買われると急伸、売られると急落というようなことになる可能性があります。わずかな株数を中長期で保有するのであればあまりこだわるところでもないですが、これは一般的には望ましいことではなく流動性の低さはずっと課題のままです。

EPSは100円程度とするは配当性向30%の30円程度の現金配当は特に無理がないかと思います。それでも時価での配当利回りは1.5%程度で、これは水準としては低いです。株主関係では四季報では投資ファンドからの増配要求云々といったコメントがありましたが、現段階で直接こうした強い要求があるわけではないようです。

全体として株価の上昇もあり週末の下落を含めても特に割安感があるようには感じられません。

検討、確認事項

・株式の流動性の向上。方策はあまりない。あえて1:2の株式分割の実施。

・同時に株主優待の設定。100株でクオカード500円とかなら配当積み増しの方がましでやらない方がいい。100株が煩雑であれば200株とか500株。

手がけているソフトウェア関係の優待、文具、エンターティンメント等とか京都本社企業なので京都に関連する品物とか。抽選で祇園祭のちまきの送付とか。

・中長期的展望、めざすべき企業像。発展の方向性と可能性。

・AIの活用方法

総合評価☆☆☆★

以前から投資対象にしているということで★はおまけ。

着実、堅実な事業内容、業績はよいが、さらに大きく伸びるにはこれまでの延長線上だけではない新しい取り組みも必要になる時期もありそう。

個人向けのIRセミナー等に丁寧に取り組まれている姿勢はよい。継続してほしい。

IRセミナー・プレゼン雑感

・資料がわかりやすくなった。色も多くてきれいだが、個人的にはやや色使いが多すぎる印象もあり。

・プレゼンの話し方はよどみもなくスムーズになってきていて聞きやすい。逆にそうだと、全体の中でどこがもっとも強調したいポイントなのか、わかりにくいようなところもある。資料も含めてさらに工夫があるとよい。

・IRセミナーでの質疑応答集みたいなものをサイトに掲載してもよいかも(一回だけでなく、いつの分ということで順次蓄積していくような形で)。

といったところでしょうか。はい、今日はこれぐらいで勘弁しといたろー。

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