新蕎麦と初めて出会う紅葉 ひすい峡から小谷村鎌池、白馬村岩岳へ(1)北陸道杉津、黒部市、越中境PA

10/30(木)8:00すぎに自宅を出発。信州に行くには中央道経由と北陸道経由がありますが、通常は中央道から行きます。この方が距離が短いですから。

が、目的地によっては北陸道からという場合もあります。今回の最初の目的地は新潟県糸魚川市のヒスイ峡、長野県との県境です。ここであれば北陸道でも同じぐらいの時間で行けます。途中、黒部市で湧水を汲むことができますし、道はだいたいすいていて走りやすいです。ただ、今回は各所で片側車線を塞いで工事をしているところが多かったです。

最初の停車は北陸道敦賀ICの先の杉津PA。「すぎず」ではなく「すいず」と読みます。北陸道は高い位置に道路があり、このPAからは敦賀湾を見下ろすことができます。冬に越前町へ行く時は敦賀ICでおりてこの下の海沿いの道を走ります。

木曜は天気がよく、ちょっとかすんでもいましたがきれいに敦賀湾を見渡すことができました。ここは越前加賀海岸国定公園だったんですね。という認識はなかった・・。

さらに先へ。途中、白山市のあたりは北陸道に沿って大規模な工場群があります。小松ウォールとか大阪有機化学工業とか。コマツの工場はここにはないです。

で、黒部ICで一度高速道路をおりて生地へ。「せいち」ではなく「いくじ」と読みます。黒部市にはアルミ製品等を製造するYKKの大きな事業所があります。アルミ製品の製造は電気がたさくん必要。大きな送電線が今もありますが、黒部川の水力発電の電力を利用しているということかな。

「いくじ」は漁港の黒部港に隣接した海岸側の地域ですが、道の駅ではなく水の駅「生地」という施設があります。海産物を販売するお店とレストランあり。

藤子不二雄氏は黒部ではないけど、富山県の出身。ということで、こんな名水キャラクターもありました。うーん、どこかで見たようなキャラ。

後ろにCX30が見えています・

お店では地元のお魚をあれこれ売っていました。

 

 

ここに隣接して名水公園があり、常時水がドハドバ出ています。位置的にこのあたりは黒部川扇状地の末端部にあたり、どこでも湧水が出やすい地形の場所です。よくここでは水を汲ませてもらっています。今回もたくさん汲ませてもらいました。

あ、レストラン、平日なのに団体さんも来ていて混雑し待ち時間があったのでスルーしてまた高速道路へ。次の越中国境のPAでなにか食べるここにしました。シロエビのかき揚げうどん。うん、普通においしいです。

このあたりはヒスイの産地でもあります。こうした石は古代から勾玉の材料などに使われました。

こちらは芭蕉の句碑。奥の細道、この近くが舞台になっている句です。

芭蕉の創作というのが定説と書いてありました。この句は横溝正史の「獄門島」の中でも使われてますね。

ということで、糸魚川で高速をおりて、ヒスイ峡へ向かいます。ここまで順調です。

つづく。

 

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