本多静六 若者よ、人生に投資せよ

図書館本。これは多分リクエストで買ってもらった一冊。

もともと藤野さんのところの『ひふみラボnote』に連載されていた内容ということですが、直接的に株式投資等に関わる内容ではなく、本多氏の評伝です。

彼が留学もし、明治以降の日本の林業に大きな影響を及ぼし、また多くの公園の設計に携わり、明治神宮の森の創設にも大きな役割を果たしたといったことは全く知りませんでした。

結構長い本ですが、著者が彼の姿を生き生きと描き出しており読みやすいです。どこまでこの評伝が彼の実際の姿を投影できているのか判断するだけのものがありませんが、とにかく非常に魅力的で高い能力をもち努力を怠らなかった人だということはよく伝わります。

なにか、単なる相場師、投資家といったイメージしか持っていなかったですが、これはかなり面白いというか、「へー」連発の一冊でした。

 

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