IRセミナー 5384フジミインコーポレーテッド(1) ホールド(中長期 買)

IRセミナー 5384フジミインコーポレーテッド(1) ホールド(中長期 買)

さてと、昨日は大阪でフジミインコーポレーテッドのIRセミナーでした。

場所は梅田、曽根崎署の前の野村證券です。社長さんが丁寧に話をしてくれました。

フジミは、現在は200株の保有です。100-400株程度の間で、2000年以来売買対象として売買を繰り返しており、
今年も細かく2往復してします。売買記録に若干の不備があり正確な数字がわかりませんが、時価評価損益は数十万
程度のプラスになっていると思われます。200株ただ株まではいっていないかなと思われます。

ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=5384.T&ct=z&t=1y

時価総額81,908百万円
発行済株式数28,699,500株
配当利回り(会社予想)2.80%
1株配当(会社予想) 80.00
PER(会社予想) (連) 18.04倍
PBR(実績) (連) 1.46倍

ここは「パウダー&サーフェースカンパニーへの変革」というのが企業としてのここからのテーマになっています。
まあ、言葉が難しいというかよくわかりにくいのですが、つまりは、基本は「ハイテク磨き粉」屋さんです。

半導体のウェハーとかメモリーとかハードディスクとか、そういうものを、ものすごく精緻な単位まで磨き込むため
の研磨剤が主体で業績は堅調です。

パウダーというのは研磨剤の粉のこと、サーフェイスというのは表面処理のことで、研磨剤を使ったものもあれはず溶射材
なども扱っています。

個人的には、こうした独自の高い技術、製品をもった企業というのはわりと好きで、いくつか投資対象としているところがあります。

4368扶桑化学工業
ここは研磨剤材料を扱っているので、フジミとしては原材料を仕入れているところかな。

3446ジェイテックスコーポレーション
ここはIPOで今年最大の利益がありました。期待が高すぎてか株価は軟調ですが、ここのミラーはすごい、フジミも関係?。

4082第一希元素 6235オプトラン
などが、この範疇にはいってきます。

自動車部品関係の会社は一部上場で業績は堅調であってもPERは1桁台というところが多いです。

が、こうした独自性のある技術をもった会社は、場合によってはその技術がかなり幅広い分野に応用できることがあり、
事業内容のポートフォリオというかセグメントが大きく変化して利益成長を続けていける可能性というのが見いだせる場合が少なく
ありません。そういう意味でのPER18倍というところがあると思います。

フジミも以前はパソコン等のハードディスクの研磨の部分が大きかったようですが、ここはSSDに代替されたりして数量が
減っています。が、近年は半導体製造関連の一角として業績は堅調に推移しています。
但し、四季報ではこの半導体関連の部分の減速も指摘されているところですが。

結論的に投資判断について最初に書いておくと、個人的には別にこれはPFへの組み入れは継続しておきたいし、できれば少し買い増し
してもいいかなと思っています。

これまで投資対象としていない方は、中長期でのPF運用なら、できればタイミングをそれなりに見て株価が下落した時点から
少し買ってもいいのではないかと思います。

と考える理由は、また後述します。

ちょっと細かいことをいくつか。

ここは事業報告書に毎回、アンケート葉書がはいっていて、それに回答すると、ちょっとした文具小物などを送ってくれます。
今回、それは、最近書きましたが、今治のミニタオルで、今回のセミナーでも同じものをいただきました。

それ以外も、ペーパーナイフ、太めのペン、細めのペン、メガネ拭きなど、いずれも、高価ではないけれど、実用的で役に立つもの
が多く、業者さんが提案してくるどこにでもある企業ノベルティということでなく、ちょっと考えて品物を選択してくれているかなと
いうことが伺われるものが多く、ここは好感を持っています。

今年はこの前にクオカード500円が届いてしました。なにかと思ったら、これは議決権行使の謝礼ということらしいです。
そういえば議決権行使の書類にそのことが書いてあったかな。

反面、ここは、株主優待は設定されていません。個人的な見解としては、ここは逆だと思います。

議決権行使の謝礼としてクオカードを送るというのは、これは合理性があるでしょうか。

議決権の行使は株主としての権利です。逆にいえば、それは別に議決権を行使しないという自由もあるわけです。

上場企業としては議決権を行使して会社に対しても株主として関心をもってほしいと思うのはそれはそうでしょう。しかし、それに対して
謝礼的にクオカードを会社の資金を使って送るというのは適切でしょうか。合理性はあまりないようにも思います。

これは別にここに限らず、最近時々ある他の企業の議決権行使謝礼についても同様に思います。

最近は、株主総会の「おみやげ」をとりやめる企業がわりと多い印象があります。これはこれで一定の合理性があると思います。
逆に権利行使に対して会社の資金で謝礼的なものを送るのは合理性に乏しいように思います。

まあ、会社としては、株主優待は設定していないので、せめてできる工夫ということで考えてもらったものかもしれませんが。
ここは、どうせなら、そうした謝礼で議決権行使を促すのではなく、事業報告書と同様、株主総会の案内などについても、見てわかり
やすいものにするなどして議決権行使につなげるような工夫をするのが本来です。

一方、実施されていない株主優待はどうでしょうか。

こちらも株主(株数)公平の原則からすれば問題がいなとは言えません。
現金配当を基本に株主還元をするというのは一つの「見識」ではあります。例えば4368扶桑化学工業は優待をやめてますね。

外国人投資家や機関投資家からすれば、優待はいらんので、現金配当をちょっとでも増やしてもらった方がありがたいというところ
もあるでしょう。

私自身も、優待はなんかちょっとおかしいというか合理性という点でどうなのかという疑問の方が大きかった時もありました。

が、最近の見解は下記です。
「不平等」で「奇妙」な株主優待制度は、誰も損をしないのでなくならない(1)
https://blog.goo.ne.jp/fusiminohikaru/e/79999bbee7d724f553d099cfe7a61ea2

「不平等」で「奇妙」な株主優待制度は、誰も損をしないのでなくならない(2)
https://blog.goo.ne.jp/fusiminohikaru/e/10609548ab8b1de89a35676e99c55870

「不平等」で「奇妙」な株主優待制度は、誰も損をしないのでなくならない(3)
https://blog.goo.ne.jp/fusiminohikaru/e/149b4d3f8bedfa60c22e162ee6ec7300

優待は企業としてはこれをうまく利用すればいいと思うのです。優待を設定すれば宣伝効果は確実にそれなりにはありますし、
株主数は増加します。株の買い需要も一定は生じます。このことにより、程度はいろいろでしょうが、株価下支えの効果もあります。

フジミなんはBtoBで、一般の消費者向けの製品なんかはありませんから、まだまだ一般への認知度は低いです。
なので、宣伝という意味も含めて優待を実施することは意味があると思います。

証券会社なんかとも相談して対費用効果も勘案して、優待は、クオカードぐらい、できれば自社事業への理解が深まるような独自のデ
ザインのもの、でいいので、実施されたらいいかなと思います。

逆に今年試行された議決権行使謝礼クオカードは優待と引き換え的に廃止するのがいいのではないかと思います。

つづく。

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