新サイト立ち上げ記念 株式投資で考えてきたこと(1)「普通」に投資していれば、それなりの利益につながることが多い

新サイト立ち上げ記念 株式投資で考えてきたこと(1)「普通」に投資していれば、それなりの利益につながることが多い

ということで、https://fusiminohikaru.net/を新たに立ち上げました。

wordpressの仕様等も未だによく理解できておらず、これまでのgooのブログでできていたことすべてができるようにもなっていませんが、ITスクールさんの方でもまた教えてもらいながら理解を深め、このサイトをうまく育てていければと思っています。

かつては、サイトの内容は、株式投資よりも懸賞関係のことが中心でした。現在は株式投資を中心とした投資関係の内容が中心となっています。

当面はこれまでの形が継続すると思われますが、いずれまた新しいことにも取り組んでいければと思っています。

とりあえず、新サイト立ち上げ記念として「株式投資で考えてきたこと」というのを思いつくままに書いてみようかと思います。

株式投資を始めたのは1996年ですから、現在でそれから23年ほどたっているということになります。

スタートした時点の年齢はすでに30代半ばでした。もう少し早く始められていればと思うこともありますが、バブルとその崩壊の時は投資とは関わっておらず、特に痛手を被ることはありませんでした。そもそも、仕事で精一杯で、とても投資というようなところには意識はいかなかったというのが実際のところです。また、投資に回す資金そのものがなかったということもあります。

株式投資をはじめてからは、あれこれの「まぐれ」「偶然」「たまたま」にも恵まれ、相応の利益をあげることができました。この利益の蓄積があったため、50代前半の比較的早い時期にフルタイムの仕事から退く決断をすることができ、その時の大事にしたい課題に向かうことができました。

結局、この23年ほどの期間で、キャピタルゲイン、インカムゲインの両方で、多分8,000万程度の利益(実現益と時価評価での含み益)が出ているのではないかと思います。

で、ふりかえってみて思うことは、株式投資はリスクを取っている分、「普通」に投資をしていれば、それなりの利益につながることが多いというのが実感です。

ここで言う「普通」とは、

・信用取引や先物等でレバレッジをかけた投資をするのではなく、自己資金の範囲内での投資をする。

・特定の銘柄に集中投資したり、仕手株や値動きの激しい株の短期売買で利益を狙う等のハイリスクな売買方法はとらない

・信用度の高い銘柄への分散投資を基本として、過熱感のある銘柄に飛び乗るような売買はせずに、逆張りスタンスを基本にする。

・売買を分散して、一度に多くの金額での売買をせず、「売り上がり 買い下がり」のスタイルを基本にする。

というようなことです。これは私自身の「普通」であり、基準なので、別に普遍性があるものでもなんでもなく、人によってスタンス、方法等は異なっているのが当然だと思います。

上記は現物株のポートフォリオでの中長期の運用ですが、実際は、ここに、IPOでの利益が加算されています。
公募をもらって初値近辺で売却するIPO投資は、比較的リスクが低く、逆にリターンはかなり高めになることが多い投資方法です。ただ、欲しいものはなかなか当たらないのが基本なので、気長に続けることが肝要となります。

これに加えて、私の場合は保有していた中国株が全般に上昇し、かなり高騰したものもあったことによる利益の追加もありました。

総じて言えば、私自身の周囲では、株式投資についてはなお「リスクが高い」「難しい」と思っている、それもかなりの大きな損失が生じる可能性があると思っていて、具体的な経験や知識もないままに怖がって投資には踏み切らない人が多いように感じられますが、この23年の実感としては、前述したように、長い目で丁寧に「普通」の方法で投資をすすめれば、そんなに極端に大きな損失につながる可能性は少なく、むしろ相応の利益につながる可能性が高いと思っています。

多分、株式投資を続けている多くの方の実感は似たようなものではないかと思うのですが、それは「残存者バイアス」がかかっているのかもしれません。大きな損失で退場を迫られるようなことなく、運用を継続してこられているからこのように感じられるのであり、投資の初期の段階で厳しい状況に陥り、以後は投資に対する悪いイメージというのがぬけきらないまま現在に至っている方もあるでしょうから。

つづく。

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