3028アルペン 新しいコンセプトストア アルペンアウトドアーズ(Alpen Outdoors) 微妙・・・

3028アルペン 新しいコンセプトストア アルペンアウトドアーズ(Alpen Outdoors) 微妙・・・

これは

まあ、アルペンはいえば広瀬香美。比較的最近のアルペンのCMで、「バーン!」と手で鉄砲を打つような格好をするシーンがあるのですが、これはあの原田知世の「私をスキーに連れてって」での名(?)シーンのパロディですね。しかし、若い人は、これ、わからんでしょ^^;。

それはいいとして、いくら多少回復気味で、国内スキー場も外国人が増加しているとはいえ、今どき、スキーやスノボ関係でそんなに利益があがるかというと、これは素人目にも疑問。で、アルペンとしても手をこまねいているわけにもいかないということで乗り出したのが、新しいコンセプトストアアルペンアウトドアーズ(Alpen Outdoors)というお店。

まあ、アウトドア系の商品を中心にしたお店ということらしいです。うちの近所にできたのが、AlpenOutdoors京都宇治店。この店は「外遊びの聖地」というのがコンセプトらしいです。

別に、マウンテンズという山遊び系の店もあるようです。

昨日、ついでがあったので、この近所の店に寄ってみました。ここは今までは通常のアルペンの店舗で、スポーツ関係のグッズあれこれがおかれていました。

あ、アルペンは優待もクロスで取っており、ここで使うかもしれないということで、オークションには回さずに優待券をキープしておりました。7,500円分だったかな。

さて、その実際の店舗の様子ですが、

・広いフロア全体がアウトドアクッズ系のみで埋められていて、これまであったような通常のトレーニングウェアやゴルフ、野球、サッカー、スノボ等のスポーツ用品は一切ない。

・「外遊びの聖地」というだけあって、テントやバーベキューグリルなどは品揃えが多く、ディスプレイの場所も広い。

と、まあ、この2点は特徴がはっきり示されていて、よいです。

というか、特徴が示されているという意味ではよいです。だけど、うちは別にテントやバーベキューグリルは不要なので、そこを充実してくれていても個人的には意味は薄いです。

ここからは疑問点や微妙な点

・THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)、Patagonia(パタゴニア)、Columbia(コロンビア)、mont-bell(モンベル)といった国内ではよく知られたブランドごとに展示の場所があり、そこのブランドの社員(?)さんらしき人がいたりする場合もある。つまり、ウェアとかディパック的なものなどが各社ごとにあるので、類似した製品群が一箇所にあるのではなく、ブランドごとに散らばってある形になっています。これはブランドを決めて買うものがある人にはいいけど、特定の分野の品物を比較しながら見たい場合、あちこちをウロウロする必要があり、効率的とは言えません。

・さきほどのコンセプトとの関係で、トレッキング関係のウェアやシューズなどは品揃えが多いとは言えない。
京都でいえば山系のものは好日山荘の方がよほど品揃えが多いです。各ブランドのブースも、そんなに豊富に商品があるわけではないので、そこのブランドが好みということならば、そのブランド直営の専門店の方が品揃えはよいと思われます。

・価格設定が安いとは言い難い。それなりにアウトドア系のものの品揃えはあり、分野によっては充実しているものもあるが、いずれも価格設定は特に安いということはない。
とりわけ、ブランドの大型テントとか豪華なバーベキューグリルなどはかなりの高価格。これだと、実物はこの店舗で開いて組み立てとか使い勝手、特徴なども確認し、購入はネットで安いところを探すといった家電的購入方法の方が買う側は安く購入することができそう。
いわゆる、実店舗ショウルーム状態にならないか?。

・店員さんにどこまで専門性があるのだろうか。メーカーから派遣の人は当然自社の商品には詳しいでしょうが。
好日山荘だったら、店員さんに聞く場合も、それなりの信頼性があるように思うが、さて、このアルペンの新しい店舗は?。当初はそんなに信頼性が高くないような・・・。

ということで、せっかくの新コンセプトの店舗ではあるのですが、全般に微妙で、どうもこれが一気に大きく広がるようには感じられませんでした。

とりわけ、品揃えの点で不十分さがあるジャンルがあり、かつ、価格的にそんなに有利さがないように思われるという点は、せっかくの広い売り場を活かしきれていないという印象が強かったです。

これだとアルペンの優待券はオークション回しかなー。→オークション回しにしました。

今は何に限らず実店舗で物を売るというのは難しさが強くなっていると感じます。

例えば、トレッキングシューズとかアウトドア用のウェアとかだと、実際にはいてみたり、質感を確かめたりして買いたいです。こういうところでは店員さんにも高い専門知識があるといいです。であれば、アフターケア的な面も含めてやや割高でも店舗で買おうかなという気にはなります。が、どこで買っても同じものなら、安いところで買うのが基本になりますね。

家電関係も取り付けとかアフターケアの対応があるようなエアコンとかインターホンは比較し値切りつつも多少高めでも実店舗で買おうかなとは思います。

さて、アルペンのこの試みは成功するのか?。休日などはそこそこお客さんは入っているようです。まあ、今は気候もいいですし、これからグリーンシーズンなので、この時期の土日でお客さんが入っていないようだとなかなか厳しいでしょうが。

個人的には、株式投資の対象としては、低コストでの優待クロス以外での興味は感じていません^^;。

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