マネックス「次世代の金融商品・未来の投資サービスについて話し合おう!」を考える(3)

マネックス「次世代の金融商品・未来の投資サービスについて話し合おう!」を考える(3)

投資で「楽しみ」や「広がり」をつくるという視点

次世代の金融商品・未来の投資サービスを考える場合、この「楽しみ」「広がり」という視点は非常に重要だと思います。

単に合理的で低コストの運用ということでなく、潜在的にという意味も含めて、この「楽しみ」「広がり」のニーズというのは幅広くあると思います。

というのは、まさに私自身にとって、投資は「楽しみ」となっており、これを通して、いろんなかつながりが「広がり」を見せていますから。
例えば、マネックスのオリエンテーションコミティーの取り組みに参加することも、その一つになります。

ここにいろんなことを書いているのも楽しみですし。「よくあれこれ毎日書けますね」とか時々言われたりしますが、まあ、そういう時間もあるし、だいたいしゃべるように書いているだけなので、そんなにこれが苦になるとか無理に書いているということではありません。但し、美文麗文は書けませんが^^;。

ただ、この「楽しみ」というのは、いろんなこと、要素が考えられ、その内容によって考えられる金融商品や投資サービスも異なってはくると思います。

例えば・・・

いくつか、思いつくものをざらっと挙げてみましょうか。

・高齢者向け 制限付きデイトレサービス

・パソコン通信復活 コミュニティサービス

・クラウドファンディング お金だけではないつながり

・IRセミナー より広く、より深く

・学ぶ ファンダメンタルズ分析とアナリスト養成

とりあえずこんなことを思いつきました。これらのことは相互につながりがある、あるいはつながりができることでもあります。ただ、具体的な売るための商品につながる部分というのは少ないかもしれません。

高齢者向け 制限付きデイトレサービス

投資というと、なにか中長期の投資はよいことでリスクも低いけれど、短期の売買、トレードは投機的で、リスキーであり、ギャンブルのようでよくない、といった言われ方をすることがありますが、これはどうでしょうか。個人的にはこれは違うと思います。

もちろん、中長期での資産形成のための投資と短期的な売買を区別しておくのはいいと思います。ただ、後者は別に悪いことでもなんでもない、むしろ「楽しみ」として取り組むにはいいものだし、ギャンブル的なものと考えても、胴元が掛け金から一定の割合を差し引くために、全体としては必ず負けることになる多くのギャンブル(競馬とか競輪とかパチンコとか、カジノ関係全般もそう)よりは勝てる可能性が高いものだと思います。私自身、フルタイムの仕事を退いて時間的に余裕ができてから、こうした短期トレードの回数というのは増加しました。

で、これからさらに割合が増えていく、そして、自由な時間が取りやすく一定の資産もある高齢者層、あるいはその予備軍(私はこれかな?)にとっては、スキャルピングを含むデイトレード、あるいはスイング系の短期トレードというのは、ぼけ防止という意味も含めて、いい「楽しみ」の対象になりうると思います。これは「エンターティンメント」「遊び」と言い換えることもできるでしょう。

当然、売買に際しては、あれこれ頭を使って考えますし、思い通りにいけば嬉しいし、失敗すれば悔しくてまた考えたりするし、点滅する株価ボードを見てあれこれ考えるのは確実に刺激にはなります。

無論、取り組み方によっては、これらのトレードは大きな損失が生じる可能性があります。また、なかなか正常な判断が難しくなった、認知症等の懸念がある場合には、どのようにすればいいのかというような問題もありましょう。

これについては、別にこれは高齢者に限ったことではなくて、親が学生である自分の子どもに株式投資、トレードを経験させるというような場合にもあてはまるかもしれません。

対応としては、資金枠なり、損失の限定なり、そうした枠をあらかじめ設定して、それを超える、反するようなトレードばできないような環境なり、そうした口座をつくり、その中で取引するような形はあるかなと思います。あるいは、定期的に、トレードに支障があるような状態になっていないかをチェックする仕組みをつくるとか。これはAIの活用などが考えられそうです。また、制限を設定するという形ではなくても、損失のリスクが高まるようなトレード、注文に対しては、結構大げさなアラーム的なもの(緊急地震速報みたいなの)で警告するとか、いろんな損失回避の仕組みというのは考えられそうです。当然、こうした設定をすることについては当初のところでこうした制限とか制約については本人や家族の同意をえておく必要はあります。

こうした、いわばブレーカー的なものも備えながら、「楽しみ」としてのトレードの環境を整理し用意することについては、現状でもデイトレードの環境はかなり広がり進んでいるとは思いますが、さらにリスク管理面も含めて、今後さらに幅広く本格的に取り組んでもいいサービスかなという気はします、

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