2471エスプール(2)障がい者雇用支援サービスの課題と方向性

2471エスプール(2)障がい者雇用支援サービスの課題と方向性

障がい者雇用支援サービスの事業分野は、少なからず、私自身が長く働いていた特別支援学校(養護学校)の仕事と関わる部分があり、あれこれ思うところがあります。

この事業はストック型 一気には伸びない

2019年11月期第1四半期業績ハイライト資料の中に、「障がい者雇用支援サービスについては、設備販売の減少により一時的に減益となりました」との文言があります。
この事業は、売上が一気に伸びるようなことはありません。というか、あまり急がない方がいいし、急ぐ必要や意味がない。無論、そんなに悠長にゆっくりしていていいことなどないわけですが、「農園」をつくるには当然土地が必要であり、施設・設備が必要、なにより、そこで働く障がいのある方がいて、その人を雇う企業があるわけで、その段取りの部分を丁寧にすすめることが決定的に重要となります。

この事業はまさにストック型で、一度契約に至れば、特別の事情等がなければそれは継続される率が非常に高く、買った、売ったで終わるような事業ではないです。

あわてて規模を拡大し、スタッフの力量などが伴わず人権と関わる問題を起こしたりするようなことになっては事業の意味がありません。

障がい者の就労支援は社会的な要請もあり、事業として評価されやすい面があります。それ故、逆に、丁寧に、慎重に事業を拡大していく必要がありましょう。

課題 「農園」だけなのか?

現在、この事業のスタイルは「農園」のみです。ハウス型の「農園」は確かに形態として適したところが多いと思いますが、別に形としては「農園」にこだわる必要がないとも言えます。オフィスビルの中の部屋でも、小規模な家でも、可能な作業や仕事の内容を工夫して設定することは考えられるでしょう。「農園」に付け加えるような形態も考えられます。工夫の余地があるところだと思いますし、これによって事業の展開のスピードを加速することができる可能性もありましょう。

課題 アライアンス、M&A

この事業は自社で現在の形で展開している限りは、規模やスピードには限界があります。あわてて規模拡大を図ることは危険性があるとも言えます。
であれば、前述した形態の課題とともに、他社とのアライアンス、あるいはM&Aを活用しての事業拡大というのも当然検討されてしかるべきでしょう。

課題 人材採用

上記2点とも関わるのですが、この事業で重要なのは、それぞれの現場で中心となる人材の問題です。いかに優れた人材を採用し、そして育成するか、は非常に重要です。障がいのある人たちと関わる様々な事業所での仕事は、なかなか労働条件が厳しいです。上場企業として相応の労働条件を提示し、現場での経験のある有能でやる気のある若い人を採用し、育成する、そのシステムなりルートのようなものを確立していくことも非常に重要な課題になるかと思います。

他の事業分野についてはよくわからないところが多いですが、それもちょっと考えてみます。

つづく。

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