個人的2019年資産運用10大ニュース(5)3位

個人的2019年資産運用10大ニュース(5)

3位 株主優待クロス さらに増加 年間ののべ取得数は?

金額的にはIPOの方が貢献度が大きいのでずか、日常的な売買頻度等からこちらを3位にしました。

結局、年間の優待取得数は概算で銘柄数は260強、取得名義数は350強となった模様です。これは、既に書いたように、年間2回の優待がある銘柄については銘柄数2としてカウントしています。簡単に言えば、これは毎日、何か優待が届いているのに近い状態ということになります。

無論、実際には優待の権利取得に繁忙月と閑散月があるように、優待が届く時期も1日にいくつも届く時としばらく全くなにも届かない時があるわけですが。

株主優待といっても、日本株のポートフォリオに組み入れて現物保有をしている銘柄の場合と、信用のクロス取引で優待を取得している銘柄の場合では意味が異なります。

前者の場合は、たまたま保有している銘柄に株主優待が設定されている場合と、そもそも保有を考える時に株主優待も配当と合わせたインカムゲインの一部として銘柄選択の理由の一つとなっている場合があります。後者の場合はオリックスなどが該当します。どちらの場合も実際に資金を投じ、値動きのリスクをとってその銘柄を保有しているわけで、優待の有無によらず、株価の値動きによって時価評価での損益は変動し、損失を被る可能性があります。

一方、信用のクロス取引によって株主優待を取得する場合、売買手数料や金利コストなどを負担し、一時的に権利確定日(のみ)に現物株式を保有して優待を取得しているだけですから、株価の値動きのリスクをとって投資しているのとは意味、質が異なります。
もちろん、売買の間違いとか、逆日歩などにより損失を被る可能性はありますが、個々の取引では、リスクは極めて低く、リターンも同時に小さいということになります。
リターンが小さいといっても、リスクと比較して考えれば、昨今の超低金利の状況下にあっては、現金の運用対象としては、円建ての国債や社債を保有するよりもリターンは相対的にずっとましなものにはなっていると思います。

この優待クロス取引の楽しさは、値動きをとった個別銘柄でキャピタルゲインを得る楽しさとは意味が違います。株主優待でいろんなものが届き、それが日々の生活に役立つのはありがたいのですが、これは、なにか全員プレゼントの懸賞に応募して品物が送られてくるような感覚に近いです。

これよりも、自分であれこれ考えて選択し資金を投じた企業の株価が大きく値上がりした時の楽しさ、喜びの方が大きなものがあり、充実感があります。

また、瞬間の「博打」的な沸騰感という意味ではIPO初値買いスキャルピングが面白いです。

これらは良い、悪いではなくて、質的に意味が違うものなので、区別しておく方がよいと思います。

まとめていえば、「株主優待はおかしなところもある仕組みではあるけれど、それを現金の運用対象として活用できるのであればさせてもらいましょう」ということになります。

依然として、取得時期や銘柄選択など、ツッコミ不足で非効率的な面が多いですが、優待クロスには引き続き取り組み、低コストでの取得と銘柄数、名義数の増加をめざしていきます。ただ、あまり細かいことにこだわるよりも、コスト的に納得できるのであれば取れるものはだっと早めに取ってしまうようなスタイルを基本にし、注力するのは別の分野にしたいとも思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です