個人的2019年資産運用10大ニュース(7)1位

個人的2019年資産運用10大ニュース(7)1位

1位 運用スタイル 現段階で一応確立

これまで2位以下で書いていたことを全体としてまとめると、今年は現段階での自分自身の運用スタイルがとりあえず確立した1年だったように思います。

ただ、周囲の様々な状況や環境、また自分自身の様々な状況や環境の変化によって、これは長く変わらないものではなく、それなりに機動的に変化するもの、というか、させていくものであり、それが可能な形のスタイルということにはなると思いますが。

大きく分類して、現在の私自身の運用は以下の3つの形によります。

株式のポートフォリオ運用

日本株を中心にして、ほぼバイ・アンド・ホールド状態の中国株、ETF等による欧米の株式による中長期の株式運用によるポートフォリオを維持する。
現在はこの金額が4,500万程度でしょうか。当然、ここからの配当・分配金のインカムゲインも運用益に含まれます。
ここはここで、整理、改善していく課題があり、これは別途検討したいと思います。

不動産の運用

建設した賃貸住宅の経営及びREITによる収入。ここは不動産の価値をどう計算するかということにもよるのですが、まあ、5,000万とします。REITについては株式と同様に短期で売買する場合もありますが、基本的には分配金を取りながらの中長期の運用対象と考えています。

D-roomの賃貸住宅については、家賃収入を捨てて一戸を自家用にしているので、金銭的なリターンということではなく、ここをさらに多様な形で有効に活用していくことが課題となります。不動産の管理等は原則として大和リビングにおまかせ状態です。

 

現金ポジジョンの機動的運用

ここはかき集めれば4,000万程度のポジジョンになると思います。もう少し多くできるかもしれません。

ここで

・信用クロスの取引による株主優待の取得

・資金を動かして日興や大和の優遇措置のグレードをあげながら、各社に資金を分散してのIPO投資

が現在の中心となっています。

ここのパフォーマンスがどれぐらいになっているのか正確な計算というのは難しいのでずか、今年は8%程度にはなったでしょうか。

この現金の部分は、賃貸住宅建築時に、払おうと思えば現金一括の支払いも可能だったところを、当初10年1%という金利条件もあったため、あえて3,500万程度は借入金とし、その分を手元に現金して持っておいて活用している部分とも言えます。元利均等返済で少しずつ、借入金と支払い利息は減少していますが、年間で-35万程度は金利支払いでマイナスとなっている部分でもあります。

この現金部分は、例えば金利が大きく上昇したりすれば債券のポジジョンになるかもしれません。
また、IPOスキャルピングのような短期売買をさらに積極的に行う形になるかもしれません。また、10年経過時点で、その時の金利の状況等によっては一括返済をすることになるかもしれません。

その時々で、適した形に変えていけるのがこの現金ポジジョンの部分とも言えます。

全体として

全体として、上記の3つのスタイルの運用をだいたい、それぞれ4,000-5,000万程度の金額で行っているという形になります。
これはよくある一般的な株式、債券、不動産等のポートフォリオとはかなり異なっています。が、課題はあっても、現状で特に不都合等は感じておらず、よく示されるようなポートフォリオのアセットアロケーションに従う意味や必然性は特にないと考えています。

というようなことで、さて、明日の大納会はどういう形で終わりますか。なんとなく「無風」っぽいですが。

この今年の全般的な状況をふまえて、来年の課題等もまた整理しておきましょう。

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