日本株PF組入銘柄シリーズ(1)8876リログループ

日本株PF組入銘柄シリーズ(1)8876リログループ

時価評価額 12/30 5,795,000
組入比率 15.5%(全体3740万)

ということで、PF組み入れ銘柄についてのコメントを順次書いておこうかと思います。
時価評価額は書いた時点の株価での評価額、組入比率はポートフォリオ全体に占める比率です。

伝説のIPO一発500万超え銘柄

この銘柄のもともとの社名は日本リロケーションでした。1999年にJASDAQに上場していますが、その時に当初のところで1,000株の配分がありました。これは既に何度も書いていますが、それを初値で売却した結果が下記です。源泉で税金が引かれても、500万以上の利益が出ました。まあ、いくらIPOは一発があるとはいっても、個人的には一回の売却益が500万超となったのはこれ以外にないです。

ただ、当時は単元株が1,000株で、IPOで高騰した銘柄の場合、100万を超える利益が出る場合はそこそこありました。

株式投資を初めて3年めにたまたまこういうことになりましたが、当時の感覚としては「嬉しい」というより「へっ?」「あきれる」というような感覚だったことを覚えています。

この時、「これはBMWの3なら買えるなー」と思ったのも覚えてますが、実際には利益を温存する形をとりました。このことにより「あー、もう普通に株式投資をしている限りは、トータルでは損失を被ることはないなー」と思い、投資によるメンタル的な負担感がすごく軽減したことも覚えています。

 

が、利益はその後の株価上昇による方が大きい

ここは現在、1,900株の保有となつています。で、概算値ですが、この銘柄の損益は850万+時価評価額となっていて1,430万程度となっています。ここには配当等のインカムゲインは含んでいませんので、実質的な確定+時価評価の損益額はもう少し大きくなります。

つまり、当初のIPO一発の売却益よりも、その後に買い戻して細かく売買しながら保有を継続しての利益の方が金額的には大きいのです。無論、これは結果的にたまたまそうなったということにすぎないのですが、株式投資の醍醐味というのはやはり、企業の成長に伴う株価上昇でキャピタルゲインを得ることにあるというのをこの銘柄で実感しています。

組み入れ比率が高すぎる

この銘柄は、私もよくのぞかせてもらうろくすけの長期投資の旅のろくすけさんの主力銘柄としても知られています。でも、ろくすけさんも、この銘柄の組み入れ比率がトップなのですが、方向して比率を下げておられますね。金額は全然違いますが、たまたま組み入れ比率は同じぐらいになっていました。

まあ、ここらは考え方で、バフット的に言うなら、いい銘柄なら分散などせずに集中投資したらいいということなんでしょうけど、個別銘柄としては組み入れ比率が高すぎというところはあります。現在は、売り上がり、買い下がりのスタンスとなっています。当面は現在のスタンスを継続するかな。

投資判断

ここは、ずっと増収、増益、増配を継続し、きれいに決算をつくってくる会社です。

ストック型のビジネスがベースとなっており、業績が急激に落ち込むようなことは考えにくく、なお、増収、増益、増配を継続してくる可能性が相応に高いとも思われます。

が、成長のペースは鈍化し、国内、海外ともにM&Aによる規模拡大などの影響が今後大きくなる可能性があります。実際、既に海外の会社を取り込んでいますが、細かく情報開示されていないこの海外の会社の動向などが気になるところです。四季報では旅館・ホテルの再生事業のことなどがコメントされていました。これは星野リゾートの「界」とかオリックスなんかがしていることのイメージに近いのかな。

基本的には特にあわてて売却する必要性は薄いと考えていますが、逆に、株価変動もないところでの買い増しの必要性も個人的にはないです。

とりあえずホールドしつつ、やや値幅を小さくしての売り上がりを基本に対応していこうかと思っています。

 

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