IRセミナー 宝ホールディングス・GSユアサ(1)2531宝ホールディングス 海外とバイオですが

IRセミナー 宝ホールディングス・GSユアサ(1)2531宝ホールディングス 海外とバイオですが

昨日の一社目は宝ホールディングスです。以前にも話を聞いたことがあります。

昨日もちょっと書きましたが、ここは馴染みがある会社で、まず学生時代に四角いビンの焼酎「純」を飲んでいましたし(私自身はお酒はそんなに量は飲めないのですが、学生寮にいたりしたので)、結婚してすぐに住んだのは伏見区の賃貸マンションでこのすぐ近くに宝酒造の主力工場があって、大きい銀色のタンクの近くの道をよく歩いていました。独特の香りがただよっていました(アルコールっぽいですが、嫌な香りではなかったです)。

国内は伸びない

酒造関係、国内では缶チューハイなども含めての焼酎関係、清酒、みりんなど。シェアか高いものもありますが、全体として国内の市場は縮小傾向で、他のセグメントと比較して利益率も低いです。今後、ヒット商品が出ることもあるかもしれませんが、大きな伸びは期待できません。

 

海外 食品卸と清酒

伸びるのは海外で、日本食レストランなども増加していて、日本食関係の食品卸については今後も一定の伸びが期待ができます。ここは海外の会社などをM&Aで取り込んでおり、今後もこれは継続され規模が拡大する可能性があります。

なお、アメリカや中国では清酒なども現地でつくっています。カリフォルニア米で、カリフォルニアの水で「清酒」をつくっているということで、なにか、イメージとしては変な感じがしますね。なお、日本で製造していないものは「日本酒」の名前は使えないそうです。米国の清酒製造、当初は色々苦労もあったようですが、現在は賞を取るぐらいで国内にも負けないような品質のものもできるそうです。

この海外での酒造の部門は、利益率が国内よりもかなり高いです。相応の価格で販売できるということもあるようです。当然、食品卸事業と合わせて販売できる効果もあるんでしょう。

バイオ

バイオは試薬等の販売と創薬です。

試薬関係は世界的にはトップ10に入るかどうかというあたりらしいですが、特定の分野のものについては世界的に強いものもあるそうです。ここは相応に高い利益率で堅いところ。

バイオ系の創薬の方はまだ具体的に承認されたものはないということ。他社では米国では承認されているものもでてきているそうで。ここらの評価は素人ではまったくわかりません。自社だけで創薬に取り組むのは資金的にも大変としてことで大塚製薬などと取り組んでいる例が多いです。

こちらに期待するなら、4974タカラバイオに直接投資する方がよさそうです。

投資判断

さして大きな業績の伸びも期待しずらく、バイオに期待するならばタカラバイオでということで、ここはちょっと直接の投資対象としては意識しにくいです。
セグメント的には海外事業の伸びに注目しておきましょうか。あ、IRセミナーはおみやげがあるのでよいですよ^^;。

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