2453ジャパンベストレスキューシステム、こちらは昨日のＩＲセミナーで話を聞いた4社の中で最も興味をもったところです。

ヤフーファイナンス

会社サイトはこちら。

さて、ジャパンベストレスキューシステムという社名から、どういう事業内容を連想するでしょうか。

水とか鍵とかガラス破損といった日常生活のトラブル解決の駆けつけサービスといったイメージを持たれる場合が多いと思います。私自身もそうでした。
実際、ここはそうした事業に取り組んでいます。

こちらは会社のサイトにあった資料です。

会員ではない一般顧客、また会員顧客からコールセンターにトラブルについての連絡があった場合、パートナー企業がトラブルがあったお宅などに駆けつけてトラブルを解決するというわけです。

まずここで注目するところは「生活トラブル解決」が「パートナー」のところになっているところです。

この生活トラブル解決のところを直接自社で担っている部分というのはごくわずかなのです。それぞれの分野、例えば鍵開けなど、でのスペシャリストは在籍しているということで、テレビの金庫開けなどの企画では社員さんも度々登場しているようですし、パートナー企業への様々な指導等は行っているようですが、自社から直接トラブルがあるお客さんのところにでかけてトラブル解決を行うという割合は極めて少なく、それらは大小様々なパートナー企業が担っているということになります。

で、パートナー企業の募集を常時おこなってます。こちら。

各パートナー企業は、ジャパンベストレスキューシステムから依頼があれば、ジャパンベストレスキューシステム社のサービスとして実際のトラブルの解決にあたるということになります。これは自社で大きな組織を持たなくていいメリットがあります。最近は大きな組織というより、コンパクトな組織での高効率なビジネスが評価されるというところもありますので、これ自体は悪くありません。逆に言えば、適切にこうしたパートナー企業を「管理」することが重要な課題となるということにはなります。

なので、ある意味、ジャパンベストレスキューシステムは生活トラブルを解決する仕事を直接にはほとんどしていないという言い方もできます。

つづく。