来週の方針(3)優待クロス 過去最高更新 終盤戦 注文状況など

またNYの方はかなり戻しています。ボラティリティが大きすぎて、どこで落ち着くのか、落ち着かないのか・・。

3月優待 ここまでの取得

3月優待クロスは既に終盤戦の様相です。ここまでの状況は下記。

2091年が75銘柄、95名義でした。現状は84銘柄、121名義とこれを大きく更新しています。

取得方針 増加原因

更新している主な原因は、今回については資金枠を大きく取る銘柄、モスフード1,000株とか京阪200株とかキーコーヒー300株などを取得せずに、その分の資金枠を他にふりむけているからです。これらの銘柄は優待の内容については私自身や家族にとっては有意義なのですが、資金効率としてはあまりよくはないのです。効率はよくなくても、内容が有意義な優待を取っていくというスタンスもありますが、今回は、また「お試し」的銘柄も含めて、あれこれ取得してみるようにしてみます。

取ってみると、意外にヒットする優待があったりします。最近だと高島屋や大丸の優待カードですね。これでデパートでの展覧会に無料で入場できます(それも複数名、何度でも)。取得コストは100円以下で、有意義な経験ができ、生活の幅が広がるとすれば、これはよいです。優待を取らなければデパートの展覧会など調べることもなかったでしょうから。これは桐谷さんのように走り回って優待を消化するのとは違います。といいつつ、期限があるものは「消化」活動に走ることは私自身もあったりもしますが(^_^;)。

ポートフォリオ用資金とのバランス

ここからの課題は資金の有効活用とスタンスをどうするかです。ここまで株価が下がると魅力的な銘柄も増えてきます。3月は優待が最多なので、既に資金枠のかなりの部分は使ってしまっていますが、残った部分はさらに優待を取っていくことも考えつつ、ポートフォリオ組み入れ銘柄を買い戻したり、買い増したり、新規に買ったりできるようにもしておきたいです。

まあ、資金枠は4月になれば戻りますので、ポートフォリオ銘柄についても、買いたければ金利負担承知で信用で買っておいて資金が戻った時点で現引き等の対応をとるという方法もあります。信用の手数料は無料のところもかなり多いので、そんなに長い期間でなければ、金利負担も大きくはならないですし。

とりあえず現金の資金枠がどこまであるかを確認しつつ、優待の方は来週にはほぼ取得を終了し、あと、若干、落ち穂拾い的に銘柄を追加するような形で進みたいです。

今の注文

具体的には、とりあえず、昨日の夜にざらっと各社で注文。全部取るわけではなく、ここからリリースしていくものと取得するものを分けていきます。下記の銘柄はまだ一般信用の残数があって取りやすいものが多いでしょう。さて、どこがどの証券会社のものでしょうか。

 

例えばKDDI

例えば、このKDDIの注文は楽天でのものです。まだ無期限がありますので、金利は1.1%と低いです。

ここの優待は3,000円の独自のカタログギフトです。価値をそのまま3,000円とは見積もれなくても、内容は悪くもないです。で、この取得コストは現在でも130円程度です。無論、もっと直前までひきつけて取ればさらに低コストでの取得が可能かもしれません。が、優待内容が取得コストで考えて納得できるものであれば、多少早めでも取れるところでどんどん取っていくという形でもかまわない、というか、細かく検討してひきつけるのが面倒なので、まあ、いいかということで取っていくような形にしています。というか、なっています。

ここで考えるのは時期というよりも他の銘柄との比較です。他にもカタログギフト系の銘柄はありますので、それと比べてどうかということで、優先度の高い方から取得していくという形になるでしょう。例えば、テイ・エステックとKDDIはどちらを優先するのがいいでしょうか。どっちも同時でいいでしょうか、というようなことですね。

まあ、ずっと残っている平和なんかをかなり早く取得するなど、もうちょっと銘柄ごとの特徴をつかんで対応して方がいい部分もありますので、ここらはそれなりには改善したいポイントではあります。

現金運用としての優待クロス 「投資」じゃない

3月は優待が最多になりますので、その分、取得する方の資金も分散します。その結果、低コストで優待を取れる場合が多くなるように思います。今でもクオカード1,000円であれば100円以下のコストで取得できる銘柄はかなり多いでしょう。コンビニもそんなにいかないしもクオカードは使わないという方、クオカードは大手書店のほとんどやマツモトキヨシ、一部のガソリンスタンドでも使えますし、金券ショップではそんなに極端に額面から減額することなく、買取もしてもらえます。

であれば、単に現金として放置しておくよりも、それは多少なりとも「運用」して活用した方がやはり有意義でしょう。私自身は銀行からの借入金をわざと「つくって」現金ポジジョンを確保し、それを運用しているというところがあります。この3月優待で年間のこの借入金の金利のかなりの部分をまかなってしまう予定です。なので、これは値動きのリスクを取った「投資」とはまったく別物です。

優待を主眼としていても、実際に現物株を保有する場合は、今回の暴落のように時価評価での損失を被る可能性があります。もちろん、逆に暴騰で時価評価損益が大きくプラスになることもあります。それはそういう値動きの可能性、つまりリスクを取っているということになります。なので、投資したい銘柄に優待がついている、あるいはインカムゲインの一部として優待の内容も勘案しつつ銘柄を選択するということなら、それはそれでいいし、私自身もそうした銘柄も保有しています。例えばオリックスなんかが該当します。あ、投資として今からオリックスの現物を買うのは、悪くないと思います。

一方、優待クロス、それも一般信用を原則として取り組んでいる場合は、単に優待内容とコストを比較して納得できるならは取得していくという「だけ」のことです。これは、感覚で言えば、きっちりとした形で帳簿をつけられると利益がちょっとずつ増えるというようなところかと思います(って、きっちり帳簿をつけたことなどないけど)。言い換えると、エクセルで売買記録をしっかりとつけて、確定申告の書類をつくるような事務作業にも似ています。つきつめて、新しい情報も仕入れつつ、このあたりのことをやりきっていけたら、それはそれですごいとは思いますが、やはり私自身の方向としては、個別銘柄への中長期の「投資」をメインに考えていきたいので、ちょっとそこまでのことはできないし、しようという意識にもなりにくいです。

3月でどこまで取れたか整理 課題

ここらは具体的にどこまでどうできたか、コスト計算なども含めて4月以降に整理しておきたいと思っています。

あと、課題としては長期優遇への対応というのがあります。最近、これはわりと増えてきているようです。一般信用の残を見ると、長期保有者のみの優待は残数がずっとあったりします。となると、逆に9月の空クロスなどを入れながら対応しても、低コストで割の良い形で優待を取れる可能性もあると思いますし、うまく割増を獲得できるケースもあると思います。本当はこのあたりもしっかりと整理して、システマティックに取り組むと、効率はさらにアップするとは思うのですが、

付箋

あ、取得予定銘柄は、以下のように紙にベタベタと付箋をはりつけて見るようにしています。アナログですね(^_^;)。

 

来週の方針(3)優待クロス 過去最高更新 終盤戦 注文状況など” に対して2件のコメントがあります。

  1. すぎじゅん より:

    3月優待銘柄があまりにも多くて手に負えないので、何を取るか参考にさせてもらってます。3月は利回り重視で今まで避けてたクオカード集めてます。

    私の場合、資金は投資枠という括りになので、今の状況だと現物買いと優待クロスで取り合い状態です。今後、別枠で持っている銀行預金をクロス用に使うかは思案中です。

    現時点で30銘柄ほど取りましたが、資金的にはまだ半分以上残っているので、これからGMOクリック証券で後半戦です。前半戦は楽天証券中心に。
    株価下落でGMOクリック証券の信用VIPが満たせなくなりそうなので、来月以降どうしようかと思ってます。

  2. 伏見の 光 より:

    >現物買いと優待クロスで取り合い
    私も同様ですが、いざとなれば、現物というかポートフォリオ組み入れ銘柄はとりあえず信用で買っておきます。
    寝ている資金で銀行にあるなら、厳密に区分はしつつ優待クロス用に活用するのは悪くはないと思います。ただ、これからだと4月とか5月は優待閑散期になりますね。

    >株価下落でGMOクリック証券の信用VIPが満たせなくなりそう
    私も4月末には大和の残高を一度5000万にしたいのですが、資産評価額がかなり低下しており、投入する資金の額が多くなりそうです。まあ、まだなんとかいけるとは思いますが。

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