初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略 コメント(4)

初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略 コメント(4)

後半は具体的なポートフォリオ構築の方法の内容になります。

意味はわかり概ね同意しますし、私自身の課題となっているところと重なるところもあります。

本書ではインデックスファンドのETFと個別銘柄を組み合わせることでポートフォリオを構築する方法を提案していますが、ETFの例としてナスダック100とSP500を挙げており、これが外国株の組入比率が低いという私自身の課題と重なるなと感じました。

また、株価急落時には日経平均ETFをレバレッジETFに変更して、戻りのところでのリターンを改善するという方法は、なるほど、それもありかなと思わされました。

いくつか疑問点。

世界の株式市場を考えた場合、新興国市場、例えば中国とかインドというのは市場規模も大きく成長の可能性も高いと思われますが、こうした株式をETFの形も含めて組み入れるのはどうなのか?。非効率性が相対的に高いように思われる市場の株式は組み入れなくてもよいのか?。

リバランスについてどう考えるのがよいか。個別銘柄が25%というところまでいかなくても、株価がどんどん上昇して15%以上になったりする場合は私自身もありましたが、そうした時はそれなりに細かくリバランスした方がよいのかどうか。

単元未満株を利用すれば組み入れられる株式の候補が広がると思うがどうか。本書のポートフォリオ構築の方法だと、単元株の最低投資額による制約というのが出てくる場合があるが、これは単元未満株の売買でかなり制約がなくなるのではないか。売買手数料はやや高いが、証券会社によっては前場に注文を出せば、後場の寄りで買えるという形で、注文からそんなにタイムラグなく買うこともできるようになっているので。

と思いました。

ここに書いたことは著者にお知らせし、なにかリアクションがあれば、またこちらにも書きたいと思います。

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