教養としての投資入門 (朝日新書)
図書館本。
自己投資もふくめた 幅広い意味での投資入門本。
まずは、長期・分散・積立型の投資についての解説。投資が怖くて現金を持っているのは、現金という目減りしやすい資産の投資していることという説明はわかりやすい。
ロボアドバイザーなどもコストはすごく安いというわけではなく、コストは長期になれば少しの比率の差が大きな金額の差になるというのを強調しているのは良心的。
楽しむ投資は、自分の判断での投資のこと。確かに楽しめないと続かないですね。
で、終章が教養投資。つまり自分はなにに向いていて、どういう方向性をもって努力すれば成功するのかということについての一般論的な説明。じつはここの部分が一番重要かもしれませんね。
全般に納得するところが多い良書。