大和CONNECT 情報開示とそのあり方に疑問 不徹底、不適切では?

大和CONNECT 情報開示とそのあり方に疑問 不徹底、不適切では?

ココペリが当選した大和CONNECT、これはありがたいのですが、あれこれ疑問点が・・・。

ということで、サポートの方に問い合わせフォームからちょっと聞いてみたりしているのですが、その回答にも疑問あり。新しい証券会社ということで、あれこれ整っていないこともあるのかもしれませんが、情報開示など、可能なことはきちんとしてほしいと思います。

・取引によるIPO当選の優遇条件の具体的な確率などが不明なまま

IPOの扱いについては以下のように記載されています。こちら。

  • 配分は抽選方式!

    完全抽選はもちろん、
    お客さまの条件に応じて
    当選確率がUPする抽選方式を採用!

で、以下のページに抽選の優遇条件による確率アップについても記載があります。こちら。

優遇条件①お客さまの年齢(39歳まで)
②NISA口座またはつみたてNISA口座を開設済みのお客さま
③信用取引口座を開設済みのお客さま
④信用取引の建玉を保有しているお客さま※
⑤投資信託の残高を保有しているお客さま(2021年1月からサービス開始)※

※金額の大小による確率の変動はありません。

金額の大小による確率の変動はないとの記載はあるものの、具体的にどれだけそれぞれの条件を満たした場合に確率が上昇するかの記載がありません。

そこで、この点について聞いてみたのですが、優遇条件に該当した場合に具体的にどれだけ当選確率が上昇するかについては公表していない

というコメントでした。

これはちょっとなんで公表しないのか意味がわからないですね。

(確かに、わからにゃーい・・。)

(「わしもそう思う」島崎藤村 小諸・懐古園より)

日興のステージ制でも、大和のチャンス回数でも、それがどれぐらいの確率上昇になるかは公表しています。それがあるから、「では、信用のポジジョンを積んでででもステージをあげておこうか」とかいう判断になるわけですが、実際の確率上昇がどれだけかわからないのでは、そうした判断のしようがありません。

公表の必要や意味がある情報と、ない情報があると思いますが、この場合は前者でしょう。確率アップをうたうのであれば、当然、それがどんな仕組みでどれだけのアップになるのかは示すべきで、そこが公開されていない現状は適切さを欠く状況でしょう。

・割当株数も不明

大和証券グループですから、その大和本体への割当の中の一部がCONNECTに流れているということだと理解していますが、できればそれが実際、どれだけの株数かというのも情報として示してほしいものです。あ、これだけ株数が来るのだったら、資金を入れて抽選の対象になるようにしようとかそういう判断の材料にもなりますしね。

まあ、割当株数を公開していないのは他の証券会社でもありますが、ここは公開してほしいところ。

質問したら、今後の検討材料という回答でした。

・質問に回答しない

IPOの配分については3ヶ月遅れぐらいのスパンで日本証券業協会が情報を公開しています。

新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況→こちら。

ここを見ると、どこの証券会社がどのようにIPOを配分したかのおおまかな状況がわかります。CONNECTもここの公開の対象となるのか聞いたのですが、なぜか回答なし。

 

パソコンやスマートフォンのブラウザでもお取引可能な「取引ウェブサイト」  可能なら全面的に告知をきちんとする

 

ここはスマホでの取引を基本としている証券会社ということなのだけど、なにかの時、あるいは自宅ではPCのブラウザで取引できる方が望ましいということでそのことを聞いていました。

最初、トラブル等の場合は案内できるように用意はしているという回答だったのですが、今日のコメントですが、

一応パソコンやスマートフォンのブラウザでもお取引可能な「取引ウェブサイト」を用意しているという回答で、既にこちらのページよりID、パスワードを入力後ログインして利用できるようになっているということでした。

ただ、上記画面はスマートフォンが破損した、通信状況が悪い、システムトラブル等により、アプリでの取引ができない時に利用するサイトとなっているということで、常態的にはあまり利用してほしくないような回答ぶりです。一部利用出来ない機能があるとのコメントもありました(ただ、その一部がなんなのかの説明なし)。

これね、PCのブラウザでも取引できるようになっていることをきちんと全面的に告知した方が確実に顧客の安心感を増すことにつながると思いますけど。上記ページはつくりは極めてシンプルなもので、以下のような感じのものですが、別にこれで取引できればとりあえず十分で、総合的なネット証券、SBIとか楽天とか、のようなものまで求めているわけではないですしね。

なお、下記の端数の金額の株式評価額はガチャで当選した株をCONNECTに入れた分となっています。これは正規の単元未満株という扱いでいいのかな?。よくわかっておりませんが・・・。

 

ということで、企業としてはスマホでの取引の証券会社というところを強調するのは、それはそれでいいのだけれど(個人的にはそうする意味はよくわからない)、顧客の判断で取引はPCブラウザでも可能ですよということを全顧客にきちんと知らせた方が前述したように安心感につながると思うのです。

実際は使うことが可能なのに、当初の回答ではその存在、URLを知らせてこないなど、情報の告知のあり方についても疑問がありました。

これらの点については、再度、サポートに質問、意見、要望ということであげてみます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です