Adaptive Markets 適応的市場仮説: 危機の時代の金融常識(1)

全然読めていませんでしたが、図書館から再度借りてきました。この本は予約シている人がまったくないので、現状はほぼ私専用で、図書館は書庫状態となっています。

とりあえす今度はこれを読むのを最優先にしましょう。

最初の方でこう書いてあります。

「この溝の一方には自由な市場派の経済学者たちがいる。私たちはみんなお金に関しては合理的な大人であり、需要と供給の法則で動くと彼らは信じている。もう一方には行動経済学者たちがいて、私たちはみんな非合理な生き物であり、哺乳類の他の種たくさんと同じく恐れと欲で動くと彼らは信じている。」

前半が効率的市場仮説の立場、後半は行動経済学の立場です。そうなのです、市場は合理的なのか合理的じゃないのか、どっちなんやーい!という話ですね。

本書を読み進めていない今の段階で思うことは、そりゃ、多分、どっちもなんでしょということです。人は基本的には合理的な判断をしようとするけれども、そうなりきらないところも抱えているということです。だから、平時ではマーケットはかなり効率的でなかなかつけいるすきがない、市場を出し抜くのは難しいように見えますし、事実、難しいでしょう。が、時々えらく大きく、また日々においては普通は小さく、あれこれ合理的でない間違った判断とか行動をしてしまう、それは間違いというかエラーではなくて、本質的に合理的でない面も内包しているということなんでしょう。

別に投資関係だけでなく、自分自身のこれまでのあれこれの気恥ずかしいことを思い返しても、そう思います・・。

こうも書いています。

P.5
「恐怖に対する私たちの反射は、私たちをケガから守ってくれるかもしれない。でも、大きなお金を失うことに関してはほとんど役立ってくれない。心理学者や行動経済学者は、感情的なストれたが長く続くと、合理的な判断を下す私たちの能力は損なわれると結論づけている。私たちは怖れに引きづられて、間違いを認めて損切りするよりもダブルダウンする方をエランだり、底値で売って高値で買い戻したりといった、よく知られた罠に、小規模な投資家の大部分は-それに金融の風呂も少なからず-陥ってしまう。怖いという感覚のせいで、私たちは市場に振り回される。」

そうですね。今はわりと慣れたというかいちいち大きく動揺したりすることはなくなりましたが、以前はとにかくビクビク、ドキドキしていたことが多かったように思います。この「恐怖」「怖れ」というのはいいことなのか、悪いことなのか。それは時と場合によって色々なんでしょうけど、それなりにうまくコントロールしてつきあえれば、それにこしたことはありません。

ということで、順次、読み進んでいきます。

つづく。

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