来週の方針(2)IPO

来週の方針(2)IPO

結果

IPOについては昨日、下記に書いたようにここまでの売買は予想以上に好調な結果になっています。

IPO coly 室町ケミカル 今日は楽しめました IPO年間の利益目標に近づく

宝くじ 低確率でも可能性はある

まあ、あたりはずれはたまたま、偶然のことですが、「宝くじは買わないと当たらない」ということです。但し、この宝くじは、はずれても損失は出ません。逆に当たっても利益になるとは限りません。

例えば今回のみずほでのcolyとWACULの連続当選ですが、両方の当選確率が1/100だったとすると(実際どの程度かは不明)連続当選する確率は1/1万です。家族分もなにもない、単純に自分自身の1つの口座だけでの申し込みでの連続当選ですから、とにかく極めて低い確率だったことは確かでしょうが、実際、このようなこともあるわけです。なお、みずほはIPO申し込み以外の取引は原則としてまったくありません。

本物の宝くじを買ったのは多分30年以上前で、それ以降、一度も宝くじを買ったことはありません。そんなものより、株式投資の方が面白いですし、リターンもよいので。

さて、ここで、もしマーケットが大きく下落したりしていなかったら、大型テレビでも購入となるところですが(結局、これ、そのうち買うとは思います)、週末に日経平均が大幅安となったので、気分的にはお買い物はスルーです。やはり株価動向は消費に影響しますね。

ここからのブックは原則全参加

来週からはしばらく新規公開は小休止となります。ブック期間入りとなる銘柄が5銘柄ありますが、呪い?のウイングアーク1stも含めて(但し日興、三菱UFJブックは除外)とりあえず全参加の予定です。そのためにはそれが可能なように資金を動かしておかないといけません。大和からはほとんど資金は抜いているので戻す必要があります。逆に利益確定で現金が戻るみずほについてはブック可能な資金は残してそれ以上の分は引き出すという形になります。

資金の移動はJNB、ジャパンネットバンクの口座がハブになっています。これに大和ネクストがからんで、臨機応変にあちこちに資金が動くということになります。どうも、うまく効率的に現金のポジジョンが活用できていないところがありますが、IPOについてはブックが無効となったりしないように、あるいはブックそのものが不可となったりしないように、丁寧に口座資金の確認と移動をすすめておきたいです。

同時に来週は大和から日興への日本株の移管書類も提出しておきましょう。大和の口座に資金をおいておく意味がなくなったので、逆にその口座の資産は他で活用できるということにはなります。

さらに翌週にはSBI主幹事銘柄のブックもあります。ここではポイント投入の可否を判断してブック参加ということになります。

直近の公開銘柄 ここからはスルー

なお、直近のIPO銘柄は、ここからまた急伸したり、急落したりということがあるかもしれませんが、こちらはもうスルーでさわりません。またいつの日が普通のPF銘柄として組み入れるようなことがあるかもしれませんが、それはまたIPO時の売買とは意味が違ってきます。今回アクシージアについては100株PFに残そうかどうしようか逡巡し、結果的には目先のIPO売買としての利益を若干損なうことになりました。別にIPO売買とPF組み入れは混在してもいいのですが、スッキリするのはとりあえず公開直後についてはこれらは区別して切り離しておくことかと思います。

初値買いスキャルピング 留意点と焦点

初値買いスキャルピングについては、例によって設定している利益確定の値幅は小さい、逆に株数はそこそこという形です。これについては設定した1%とか2%とかいう細かい値幅であれば、90%ぐらいの確率では初値後にすぐ上昇するところがあり、そこで利益確定が可能な場合が多いと思われます。だから、必然的に勝率は高くなります。ところが、数は少ないですが、初値からほとんど上昇することなく、一気に下落するような銘柄もまれにあります。必ずそうした銘柄も出てきて、初値買いで被弾する場合もありますので、その時の損切りの判断と実行というのが初値買いスキャルピングのキモです。いったん大きめに下落したあと、翌日とかさらに先に大きく上昇することも当然ありますが、そこまでの「長い」時間軸をここでは見ません。

ただ、とりわけ初値が予想よりも高めだった場合など、初値がついたあと、様子を見ていた当初配分のあった投資家が「だったら売っておく」ということで売りを出し、株価が若干下押しするということはよくあります。で、ここを経過してまた株価は上昇する場合も多いです。一直線に下落してしまうよりもこの場合の方が多いようにも思います。ですから、初値から下落した場合、この直後の短い時間の下押しに耐えることが利益の源泉となる場合もあり、さて、どこまで耐えるのがいいのか悪いのか、単純に損切りすればそれでいいともならないのが難しいところです。

まあ、絶対に避けなければならないのは、ただ希望的観測で呆然と下落状況をポジジョンを持ったまま眺めてしまうようなことですから、ここは厳密に一定の基準は事前に自分の中で想定しておくべきでしょう。そうでないと、その場でのバタバタした値動きに惑わされて、適切さを欠くような判断、売買になりかねませんので。

基本的には高い勝率で負けの大きさをカバーするということで、利益確定が1-2%の上昇であれば、損失は5-10%程度まで耐えるということがあってもいいかなと思っています。重要なことは個々の売買での損益というよりもこの売買全体で、当然の負け分も含めて利益を出すことです。

判断についてはやはり

・銘柄の注目点や独自性

・目先の需給

・全体の地合い

などを銘柄ごとに総合的に判断して考えるということになります。

よく言われるように、インベストメントにもトレードにも見送り三振でアウトになるようなことは原則としてありませんので、「なんか嫌」とか「見通しにくい」とか「苦手な感じ」とかいう場合は、とりあえずスルーにするというのもありです。今年の中では株数が少なすぎるアピリッツなんかは苦手系でスルーした銘柄になります。が、逆にここでリスク管理のもとで、あえてそうしたところ、銘柄にチャレンジしてみるのも自分の経験や手段、幅を広げるという点では意味があるかもしれません。

初値買いスキャルピングは、まあ、素人なりにあれこれ考えながら、できればそれなりの実益を兼ねる形で、楽しんで取り組んでいきたいですね。

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