優待クロスは繁忙期が勝負 記録整理で低コストを実感

気持ちのよい晴天で新緑の東福寺あたりへでかけたいところですが、まだコロナの状況も落ち着かないのでひかえています。

ということで、在宅しているので、3月分までの優待クロスの売買記録整理をしていました。金利、手数料も含めて個別銘柄の売買記録をエクセルファイルに記載していく作業で、証券会社のサイトで金額を確認していきます。

で、あらためて感じたことは、優待クロスはやりは「日興一強」状態だなぁということでした。と同時に、最繁忙の3月期は権利確定ぎりぎりでクロスできる銘柄も多く、低コストでの取得ができているなぁということです。

クオカード1,000円が50円程度のコストで取得可能なところはかなりありましたし、現物系の優待もごく少額のコスト負担での取得が可能な銘柄が多かったです。

例えば、以下。初めて取得してみた三井製糖ですが、26日にクロスして、権利落ちで決裁しています。ここの優待内容はこちらに記載されています。

これは取得コストが38円です。配当関係のやのとりはここでは考慮していません。配当関係のコストは配当控除とか売買損益に関係があり厳密には計算が難しいところがありますが、原則的には+-0ということにしています。これは「買い物」としてはやはり格安ではあります。

こちらはキーコーヒーです。取得コストは479円と、クロスの時期が早く、また300株で金額もやや大きくなっているので、コストはそこそこです。

優待内容は下記のようなもので、ほとんどがレギュラーコーヒー系です。コーヒー好きとしては、上記コストでも十分に納得の範囲内です。

本日の優待到着 2594キーコーヒー 300株優待 必須アイテム

というような、最繁忙期の3月は、直前の低コストで取得できる銘柄が多数あります。3月は典型ですが、9月、6月、12月などの繁忙期はやはり低コストでの優待クロスのチャンスで、ここで相応のリターンを確保しておくことは年間を通してのリターンを考えた時には最重点のポイントになります。

逆に言うと、閑散期は特定の銘柄にクロス需要も集中することになりますから、結果的に早期での取得をせざるをえない、あるいは高コストの証券会社を使わざるを得ない、それでも、なにもせずに現金ポジジョンを放置しておくよりはまし、というようなことになります。

前から書いているように、優待クロスは原則的にはインベストメントの投資でもなければ、トレーディングの短期売買でもありません。単なる現金の運用ですが、現金の運用として見れば、極めてリスクが低いわりにはやはり相応のリターンがあります。

これはインベストメントの投資とは異なり、丁寧にあれこれを整理しつつ、現金のポジジョン管理も含めて最適化された取得をするという別の「才能」が必要で、私自身はこれは得意ではない、というか不得手なところがありますが、引き続き取得は継続していきたいです。

 

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