僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します

図書館本。

表紙の体裁は「とんでも本」系の雰囲気があるが、内容の大半は「そりゃそうね」状態で、ごくまともなもの。

但し、テクニカル分析を好むという点で基本的に相容れないですが・・・。

また、行間が広く、ページの上下部分も広くとられているため、まあ、読み込める内容が少ない。

それなりに共感したのは「投資しないことがリスク」という点。ちょっと表現の仕方が違うのだけれど、なんらかの資産を保有しているということは、それが現金であれ、つまりはそこに資金を投じている、投資しているわけで、つまりはその投資しているリスクから完全に逃れるようなことはどうしたってできないわけです。

だったら、現金だけじっと持って損失が出るのは嫌だと閉じこもっているより、分散投資でリスクを低減しつつ、さまざまなアセットクラスに資金を投じた方がむしろリスクは低くなると思います。それがつまりは「投資しないことがリスク」だと思いますが。

 

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