IRセミナー 4187大阪有機化学工業 特定の素材に圧倒的強みのある企業

IRセミナー 4187大阪有機化学工業 特定の素材に圧倒的強みのある企業

株価の推移

金曜の3社のうちの最後がここです。4187大阪有機化学工業。ヤフーファイナンスはこちら。

ここのチャートがこうなっております。

どういうスパンで見るかで印象が異なるのですが、私がちょっと売買していたのはこのチャートの左端あたり。株価は3桁から4桁に入るかどうかというあたりでした。このセミナーで俳優の柳生博さんに似ている前社長から話を聞かせてもらったのが売買のきっかけでした。細かい売買の薄利で終了となっていた銘柄ですが、その後、長期では大きく株価が上昇し、軽く4倍以上になっています。が、直近のところだけ見ると7/1の決算発表以後、急落する展開となっています。

これは基本的には単に期待が大きすぎただけで、企業の業績そのものは堅調であり、積極的な生産力拡大などの手も打ってきているところです。このあたりの短期的な株価の動きというのはよくわかりません。

予想EPSで200円ぐらい、これは少々の上方修正程度は期待できるかと思いますが、それで株価3,600円というあたりの評価はどうなのでしょうね。

業績好調、半導体製造関連の電子材料が伸びる

ここはとにかく「特殊アクリル酸エステル」という機能性化学品に特化した事業展開をしています。これを様々な用途に活用しているということで、特定の分野のみでなく3つのセグメントで幅広い製品をつくっています。

中でもここのところ注目され、売上も伸び利益率も高いのが電子材料のセグメントです。ArFレジストモノマーというのが現在の中心。ここから需要が立ち上がってくる可能性が高いのがEUV用途のものです。半導体の高詳細化に伴い、後者の用途が拡大されてくるということかと思います。ここはまだ本格的な立ち上がりにまでは至っていない模様で、これは製造メーカーの方の都合ということでしょう。これ、前者がレーザー波、後者は紫外線で、レジストの方式が異なるから製品に求められる内容、スペックも違うということになります。最先端の製品は価格も高く設定することができ、それが一般化すれば数量も増加することになりますから、ダブルの効果で利益貢献が伸びるということです。

この電子材料のところはディスプレイ用の材料も含まれます。その割合の明言まではされませんでしたが、現在のところ、電子材料事業の中ではここ全体の半分を大きく超える比率をレジストモノマーが占めていると思われます。

全体としての売上も上記のように右肩上がり、つれてROEも上昇。電子材料部門の貢献で利益率が高まっているのもよいです。

個人的にはこうした「一芸に秀でた」系のところ、それもモノづくり系のところというのはわりと好きです。現在PFに含まれている銘柄だと、直接半導体製造に関わるところだと、CMPスラリーなどのフジミインコーポレーテッド、クロコダイルシリカの扶桑化学工業などが該当しますし、「一芸」系ではジルコニウムの第一希元素、光学薄膜装置のオプトランなどがあります。

ただ、こうしたところはその業績を牽引しているセグメントが好調な時はいいのですが、それが停滞したり逆回転したりすると一気に業績が悪化し、つれて株価も大幅下落という可能性もあるということになります。

企業としてもそのあたりのことは十分に承知で、好調な時ほど新たな収益源となる事業分野の開拓をすすめようとします。ここも例えば自動車分野、医療分野などでの活用の可能性について研究開発をすすめているということでした。これまでの3つのセグメントに加えて第4の柱をつくりたいということです。が、これが実際にどう成長、成功するのかは現段階では見えません。

投資判断 専門的分野になるのでわからんよー

さて、ここの投資判断ですが、目先的には注目されている電子材料の部分、それも半導体製造関連の部分が予想以上に伸びるのかそうでもないのかというあたりなのでしょう。会社としては設備投資もして製造能力を増強しています。

あとはここから本格的に立ち上がってくると思われるEUV用途のところが実際にどう売上や利益に貢献してくるかというあたりです。率直に言って、そんなん、素人では見通しもなにもわかりません^^;。が、可能性は感じるところがありますし、注目はしておきたいです。このあたりはまた専門家の見解も探してみたいと思います。

懸念材料としてはナフサが原料ですので、原油価格の高騰ということがあるのかな。

以下で銘柄レポートを発見。ただ、そんなに独自の見解とかはなく、会社側予想上方修正以前の内容、コメントです。

銘柄ピックアップ:大阪有機化学工業(4187)

評価

上記のことがまだ自分なりにこなれて理解できていないのでよくわかりませんが、予想EPS200円のPER18倍はさして割高感はない水準かもしれません。目先の株価下落はチャンスという見方もできます。どうも個人的にこういう系のところは見方が甘くなってしまいがちですが、評価は☆☆☆☆☆満点で☆☆☆★としておきます。金曜の3社の中では最高評価です。EUV用途のところが本格的に収益に貢献してくると思えるなら☆☆☆☆でもいいかも。

あと、昨日もちょっと書きましたが、ここはセミナーの中でもうちょっと年寄りにもわかるように自社の主力製品の内容、用途、強み等々についてかみくだいて説明する工夫があった方がよいように思います。私もよくわかってないですが、それ以上に高齢の皆さんはよくわからないところがあると思いますので。

 

 

 

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