SUBARU LEVORG STI 試乗(2)走り出すまで

SUBARU LEVORG STI 試乗(2)走り出すまで

全体のスタイリング

このSUBARU独特の青は印象的ではありますが、60のおじさんにはちょっと似合わないというか恥ずかしいかも。買うならマグネタイトグレーなんていうのがいいかもしれません。

車全体の雰囲気は、ボンネットのエアインテークがSUBARUらしいです。

全体の嫌味がなく、後方のルーフが下がっているあたりがスポーティーな雰囲気を醸し出しており、MAZDAのようなまとまりとか美しさといった感じはないものの、トヨタ車のギクシャクしたようなデザインと比較すれば、よほどましでオーソドックス感があります。

スタイリング全般、外観については大きなプラスポイントはないののの、逆にマイナス点もほとんどありません。そんなにすごくかっこいいとか先進的という雰囲気もないですが、無骨なSUBARUらしさみたいなものはなおあるようにも思います。

シート 調節機能やヒーターがよい 後席もリクライニング フラットな荷室もよい

シートは前後、上下、背もたれ、また中央のサポートの出っ張りなども電動で調節ができ、また、後席まで三段階のシートヒーターがあります。

シートは拘束感が強すぎるようなこともなく、かたすぎる感じもなかったです。沈み込みすぎるような印象もなく、長距離でもこれは疲れにくいでしょう。ハンドルは上下・前後で位置の調整ができ、アクセルとブレーキのペダルは大きくスポーティーな印象があるものです。運転してもここらは違和感がほとんどないところでした。

後席シートは少し背もたれのリクライニング調節ができます。膝前の空間もそれなりにあって、ルーフはやや下がっている形状ですが、窮屈感はそんなにないです。

後席を倒せばほぼフラットなかなり大きな荷室空間ができます。体を伸ばして寝ることも十分に可能です。これは車中泊にも余裕をもって十分に使えるでしょう。

後ろのゲートは電動開閉。キーを持っていればSUBARUのマークに手をかざすだけでオープンする機能もあります。まあ、これはあってもいいかなという程度の機能ですが。

また、非常用のタイヤを入れる空間が荷室下にあり、ここはタイヤを入れなければちょっとした物入れとして活用できます。

このシートとか車内空間のあたりは減点するようなところはほとんどなく、全般にとてもよいと思いました。

メーターまわりとかナビ

メーターはデジタルで、ハンドルの奥の通常のメーターも、速度、回転数の普通の形から、ナビの地図の表示にもできます。視認性はよいです。嫌味もなくスッキリしたデザインだと感じました。
これ以外に中央部には大きな縦型のディスプレイがあり、これが特徴的です。どこまでどう使えるのか細かいことはしませんでしたが、ナビの地図表示に使えばかなり大きい画面で見ることができます。無論、テレビ視聴などにも使えるものです。オーディオの音質がどこまでかなどは確かめられませんでした。

他、SUBARUといえば運転支援等のアイサイトの評判が高いですが、個人的にはここは、安全と関わる機能はあった方がいいけれど、そこを重点に考えるということはあまりしません。そのため、アイサイト等の確認をしっかりするようなことはしませんでした。

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